志摩市立磯部中学校

志摩市立磯部中学校の概要

志摩市立磯部中学校（しましりついそべちゅうがっこう）は、三重県志摩市磯部町恵利原に位置する公立の中学校です。通称「磯中（いそちゅう）」として親しまれています。2014年5月時点での生徒数は193人で、志摩市内の中学校の中で文岡中、志摩中に次いで生徒数が多い学校です。

学校の特徴

磯部中学校は、人権教育に非常に力を入れており、旧磯部町時代から道徳の授業のほとんどを人権についての学習に使っています。

基本情報

• - 所在地：三重県志摩市磯部町恵利原1300
• - 敷地面積：8477坪

沿革

勅使、磯部村立として1947年に設立され、当初は磯部小学校の西校舎で授業が行われていました。1948年には校舎の新築が始まり、神原村の生徒も受け入れ、校区が確定しました。合併に伴い、1955年には磯部町立磯部中学校となります。その後も様々な施設が新設・改築され、2004年の市町村合併により現在の志摩市立磯部中学校となりました。

施設の紹介

学校施設は、「エ」の字型の三階建ての校舎、体育館、技術棟、グラウンド、テニスコートなどがあり、生徒が快適に学ぶ環境が整っています。中庭もあり、授業やイベントに利用されています。

校歌

校歌は3番まであり、地元の名所「神路川（磯部川）」、「伊雑ノ浦」、そして「青の峰（青峰山）」が絡んだ内容です。特徴的なのは、歌詞中の「栄えあれ」というフレーズがスタッカートで表現されることです。

学校行事

一年を通じて多くの行事が開催されます。春には始業式、入学式、遠足、修学旅行が行われ、秋には体育大会や文化祭があります。冬にはマラソン大会や人権フェスティバルがあり、年度の締めくくりとして卒業式も行われます。

部活動

部活動も非常に活発で、全ての1年生は何らかの部活動に所属することが求められます。野球、サッカー、陸上などのスポーツ系の他、相撲部や創作美術部、ブラスバンド部も存在し、特色ある活動が行われています。

相撲部は特に盛んで、近隣の道場での稽古を通じて多くの成果を上げており、全国大会にも出場するほどの実績を持っています。

進路

多くの生徒が高等学校へ進学しており、伊勢市内の高校へ進む生徒も多いです。進路に関する指導も充実しています。

アクセス

学校へのアクセスは、近鉄志摩線の志摩磯部駅から約13分の徒歩で行けます。また、三重交通の磯部バスセンターからも比較的近く、通学が便利です。自宅から学校までの距離が2kmを超える場合は、自転車通学も許されています。

有名な卒業生

朝玉勢大幸や朝志雄亮賀といった著名な大相撲力士を輩出しており、地域においてもその存在は大きいです。

志摩市立磯部中学校は、生徒の成長と人権教育に真摯に向き合いながら、豊かな学びの環境を提供しています。

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