志賀高原ロープウェイ

志賀高原ロープウェイ

志賀高原ロープウェイは、かつて長野県下高井郡山ノ内町に位置していた索道です。志賀高原リゾート開発株式会社によって運営されていました。このロープウェイは、蓮池駅と発哺温泉駅を結ぶ路線で、全長1500m、高低差100mの交走式を採用していました。

路線データ

区間: 蓮池駅 - 発哺温泉駅
全長: 1500m
高低差: 100m
走行方式: 交走式
定員: 不明
運転時分: 8分
駅数: 2駅

また、発哺温泉駅から高天ヶ原を結ぶ高天ヶ原リフトも存在し、これを利用することで高天ヶ原マンモススキー場までアクセス可能でした。

歴史

1960年3月13日、志賀高原ロープウェイは蓮池 - 発哺温泉間が開業しました。開業当初は、道路事情が現在よりも悪く、冬季には道路閉鎖も発生したため、高天ヶ原やさらに山間部に住む人々の重要な交通手段としての役割も担っていました。

しかし、2011年の長野県北部地震の影響で、同年夏の営業開始が遅れることになりました。点検の結果、機械設備に問題があることが判明し、運行休止が決定。その後、施設の老朽化と利用客の減少により、2011年5月25日に全線休止となりました。最盛期には7分の1程度まで利用客が減少したこともあり、2011年6月22日には、国土交通省へ廃止届を提出する予定であることが報道されました。

接続路線

長電バス

蓮池駅:
長野駅からの急行バス、または長野電鉄湯田中駅からの路線バスで、奥志賀高原ホテル行きのバスに乗り「蓮池」で下車。または、白根火山行きのバスに乗り「志賀高原ロープウェイ」で下車。
「蓮池」と「志賀高原ロープウェイ」停留所間は約200mしか離れていないため、徒歩での移動も可能です。
発哺温泉駅:
長野駅からの急行バス、または長野電鉄湯田中駅からの路線バスで志賀高原方面へ向かい、「蓮池」から「奥志賀高原ホテル」行きのバスに乗り換え、「発哺温泉」で下車（一部通過）。
志賀高原スキー場内にあるため、夏季と冬季で路線の変更がある場合があります。

脚注

運行当時の情報に基づいて記述しています。

関連項目

日本の索道
志賀高原
発哺温泉
東館山ゴンドラリフト

外部リンク

* 志賀高原ロープウェイ（夏季版）（archive版）

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