愛知県道222号緑瑞穂線

愛知県道222号緑瑞穂線は、名古屋市緑区境松を起点とし、瑞穂区神穂町に至る一般県道です。その大部分は、かつての東海道の面影を残すルートとなっています。

概要

この県道は、名古屋市南区の笠寺観音と名古屋市道名古屋環状線（通称：環状線）の間で、道幅が狭く、北向き一方通行となる区間があります。この区間では、笠寺西門南交差点へと抜けることができます。

また、天白橋とその周辺（山下交差点 - 赤坪町交差点）は、中央線変移式の3車線道路として整備されていますが、朝夕の通勤時間帯を中心に交通が集中し、慢性的な渋滞が発生しやすい地点となっています。特に、交通量が増加する時間帯には、注意が必要です。有松駅周辺の区間も道幅が狭隘なため、一方通行規制が敷かれています。

沿革

1959年12月15日：愛知県道として認定
1963年：愛知郡鳴海町が名古屋市に編入され、緑区が誕生

別名

大磯通（名古屋市南区内）
旧東海道（名古屋市南区、緑区内）

地理

この県道が通過する自治体は、愛知県名古屋市（緑区、南区、瑞穂区）です。

交差する道路

愛知県道222号緑瑞穂線は、以下の道路と交差します。

国道1号（大将ヶ根交差点）
愛知県道237号新田名古屋線（緑区有松町有松）
国道302号（名古屋環状2号線）（緑区有松：北平部交差点への連絡路経由、大高方面のみ）
愛知県道242号鳴海停車場線（本町交差点）
愛知県道36号諸輪名古屋線（三皿交差点）
愛知県道223号笠寺星崎線（南区笠寺町）
愛知県道59号名古屋中環状線（三王山交差点）
名古屋市道名古屋環状線（笠寺西門交差点）
名古屋市道東海橋線（東海通）（薬師通1丁目交差点）
国道1号・名古屋市道堀田高岳線（空港線）（松田橋交差点）

沿線

沿道には、以下の施設や名所があります。

手越川：起点側で並行
名鉄名古屋本線 有松駅
名鉄名古屋本線 鳴海駅
笠寺観音
名鉄名古屋本線 本笠寺駅
笠寺商店街
* ブラザー工業本社

愛知県道222号緑瑞穂線は、地域住民の生活を支えるとともに、歴史的な景観を今に伝える重要な役割を担っています。沿線には、歴史的な史跡や商店街など、様々な魅力的なスポットが存在します。この道を辿ることで、名古屋の歴史と文化に触れることができるでしょう。

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