愛知県道36号諸輪名古屋線

愛知県道36号諸輪名古屋線

愛知県道36号諸輪名古屋線は、愛知郡東郷町北山台の北山台5丁目交差点から名古屋市港区船見町の船見町交差点を結ぶ、全長約17.5kmの主要地方道です。

概要

名古屋市緑区・南区内では、東西方向の幹線道路として終日交通量が多いのが特徴です。しかし、東郷町から緑区白土にかけては、道幅が狭く、カーブが多い区間が存在し、交通のボトルネックとなっています。特に白土西交差点は、愛知県道56号名古屋岡崎線および愛知県道236号春木沓掛線と複雑に交差する地点であり、慢性的な渋滞が発生しています。

白土西交差点付近では、県道56号から県道236号へ向かうルートが複雑で分かりにくくなっています。最短距離のルートではなく、一旦県道56号と重複し、狭い生活道路を経由する形になっているため、注意が必要です。しかし、このルートが県道36号の正規のルートであり、抜け道ではありません。

2020年9月には、ららぽーと愛知東郷の開業に合わせてバイパスが一部開通し、東郷町内のルートが変更されました。

歴史

1959年12月15日：認定
1993年4月1日：旧36号線が国道473号に昇格
1994年3月31日：愛知県道235号諸輪名古屋線が主要地方道に昇格し、現在の愛知県道36号となる

ルート

通過する自治体

愛知県
愛知郡東郷町
名古屋市（緑区、南区、港区）

主要な交差点・接続道路

北山台5丁目交差点：国道153号（豊田西バイパス）・愛知県道520号豊田東郷線（挙母街道）
北山交差点：愛知県道218号和合豊田線
深池北交差点：愛知県道57号瀬戸大府東海線
白土交差点：愛知県道56号名古屋岡崎線（平針街道）
白土西交差点：愛知県道56号名古屋岡崎線、愛知県道236号春木沓掛線
徳重交差点：愛知県道56号名古屋岡崎線（新道）・名古屋市道東海橋線（東海通）、愛知県道220号阿野名古屋線
滝ノ水橋東交差点：国道302号（名古屋環状2号線）
三皿交差点：愛知県道222号緑瑞穂線（旧東海道）
最中交差点：愛知県道59号名古屋中環状線
名南高校西交差点：愛知県道223号笠寺星崎線
星崎1丁目交差点：国道1号
丹後通交差点：国道23号（名四国道）
柴田本通1丁目交差点：国道247号
船見町交差点：愛知県道55号名古屋半田線・愛知県道225号名古屋東港線

沿線情報

名古屋市南区星崎町および阿原町で名鉄名古屋本線と交差する地点には「課題のある踏切道」に選定されている鳴海8号踏切が存在します。この踏切は交通のボトルネックとなっており、立体交差化が計画されていますが、具体的な目標年度は未定です。

別名

鶴見通（名古屋市港区、南区、緑区）
丹後通（名古屋市南区）

愛知県道36号諸輪名古屋線は、地域住民の生活を支える重要な道路である一方、改善すべき課題も抱えています。今後の道路整備に期待が寄せられています。

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