慈眼寺町

鹿児島市慈眼寺町

鹿児島県鹿児島市の南部に位置する慈眼寺町は、和田川の中流域に広がる住宅地です。2020年4月1日現在、人口は1,439人、世帯数は647世帯となっています。この町は、全域で住居表示が実施されていることが特徴です。

地理

慈眼寺町は、鹿児島市の南部、和田川の中流域に位置しています。町の南部と北部には住宅地が形成されており、住民の生活を支えています。北には下福元町、南には坂之上、南から東にかけては和田、東には谷山中央といった町が隣接しています。町の北端には、JR指宿枕崎線が通っており、1988年に設置された慈眼寺駅が町の交通を支えています。2011年から2016年にかけては、駅の高架化工事が行われ、2018年には関連工事も完了しました。また、鹿児島県道219号玉取迫鹿児島港線が町内を通っていますが、高架となっているため、町内からの直接的な接続はできません。なお、慈眼寺自体は、隣接する下福元町に位置しています。

河川

町内には、和田川が流れています。この川は、町の自然環境を形成する上で重要な役割を果たしています。

町名の由来

「慈眼寺町」という町名は、かつて付近に存在した慈眼寺に由来しています。この地域では「じげんじ」だけでなく、「じがんじ」という呼び方もされることがあります。

歴史

慈眼寺町は、1996年2月13日に下福元町、上福元町、谷山塩屋町、和田町の一部にあたる谷山第一地区において住居表示が実施された際に、下福元町の一部を分離して設置されました。同年11月18日には、慈眼寺地区で住居表示が実施され、和田町と下福元町の一部が編入されました。さらに、2005年には中央慈眼寺台地区が下福元町から慈眼寺町に編入され、現在の町域が確定しました。

町域の変遷

慈眼寺町は、周辺地域の編入を繰り返しながら、現在の形になりました。この変遷は、町の発展とともに、地域の変化を反映しています。

人口

国勢調査の小地域集計によると、慈眼寺町の人口は、過去から現在にかけて変動しています。具体的な数値は以下の通りです。

施設

公共施設

町内には、慈眼寺東公園があり、地域住民の憩いの場となっています。

寺社

慈眼寺町には、谷山護国神社があり、地域の人々の信仰を集めています。

学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りです。

交通

鉄道

町内には、JR指宿枕崎線の慈眼寺駅があります。この駅は、地域住民の交通手段として重要な役割を果たしています。

道路

鹿児島県道219号玉取迫鹿児島港線が通っていますが、高架となっているため、町内からの直接的な接続はできません。

脚注

[1] 南日本新聞『鹿児島市史Ⅴ』 5巻、鹿児島市、2015年3月27日。http://www.city.kagoshima.lg.jp/kikakuzaisei/kikaku/seisaku-s/shise/shokai/kagoshima-05.html。
[2] Wikidata Q111372912

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