払川駅

払川駅

払川駅（はらいがわえき）は、岩手県宮古市津軽石に位置する三陸鉄道リアス線の駅です。この駅は、地域の復興と活性化への願いを込めて「新たな希望」という愛称が付けられています。

歴史

払川駅は、2019年3月23日にJR東日本山田線の宮古駅 - 釜石駅間の経営が三陸鉄道に移管された際に、新たに開業しました。この地域は東日本大震災の津波被害を免れたものの、震災後の移住者増加に伴い、地域公共交通の必要性が高まっていました。宮古市は、住民が自動車に頼らず市内を移動できるように、公共交通網の整備を計画。その一環として、新駅の建設が決定されました。宮古市は、この駅の1日あたりの利用客数を103人と見込んでいます。

駅の整備には、幹線鉄道等活性化事業費補助金（形成計画事業）が活用されました。三陸鉄道が主体となり、国（鉄道・運輸機構経由）や地方公共団体の補助金によって事業が進められました。

年表

2017年（平成29年）12月14日：山田線 津軽石駅 - 豊間根駅間に（仮称）払川駅の設置が認可されました。
2018年（平成30年）1月4日 - 2月20日：新規開業する駅を含む山田線移管区間の駅の愛称が募集されました。
2018年（平成30年）3月28日：駅の愛称が「新たな希望」に決定しました。
2019年（平成31年）3月23日：山田線 宮古駅 - 釜石駅間の復旧、JR東日本から三陸鉄道への移管と同時に、リアス線の駅として開業しました。

駅構造

払川駅は、単式ホーム1面1線を有する地上駅です。

利用状況

宮古市の統計によると、2021年度（令和3年度）の1日平均乗車人員は13人です。開業からの利用状況は以下の通りです。

駅周辺

駅周辺には以下の施設や道路があります。

岩手県道290号宮古山田線
国道45号
津軽石川
払川地区会館

隣の駅

三陸鉄道リアス線

豊間根駅 - 払川駅 - 津軽石駅

脚注

出典

記事本文

利用状況

宮古市統計情報

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]
八木沢・宮古短大駅 - 同日に開業した三陸鉄道リアス線の駅

外部リンク

* 払川駅：三陸鉄道

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