斐伊川堤防桜並木:春の息吹が感じられる島根の絶景
島根県雲南市木次町を流れる斐伊川。その堤防沿いに広がる約2キロメートルの桜並木は、春の訪れを告げる名所として知られています。
見事な桜のトンネル
約800本の
ソメイヨシノが植えられたこの桜並木は、
1990年に「日本さくら名所100選」にも選出されました。木次駅から上流に向かって続く桜並木は、まさに圧巻の光景。満開時には、ピンク色の花びらが川面に舞い降り、息を呑むほどの美しい景色が広がります。桜のトンネルを歩く散策は、春の訪れを実感できる、忘れられないひとときとなるでしょう。
アクセス抜群!
この桜並木へのアクセスは非常に便利です。JR西日本木次線木次駅からは徒歩わずか1分。車を利用する場合は、
松江自動車道三刀屋木次インターチェンジから5分と、観光にも最適な立地です。
国道54号と
国道314号からもアクセス可能です。
春の風物詩「きすき桜まつり」
3月下旬から4月上旬にかけては、桜並木を彩る
行灯が灯り、幻想的な夜桜を楽しむことができます。そして、この期間には「きすき桜まつり」が開催されます。木次駅前に設置された特設ステージでは、様々なイベントが繰り広げられ、
山陰放送(BSSラジオ)の公開生放送も行われるなど、活気に満ちた2日間となります。
まつり期間中には、雲南ブランド化プロジェクトの一環として「体験フェア」も開催。木次町の商店街には約100メートルのロングテーブルが設置され、地元の特産品などを楽しめるなど、地域全体が一体となって春の訪れを祝います。
周辺の桜の名所
斐伊川堤防桜並木以外にも、
雲南市には多くの桜の名所があります。木次町には木次公園や木次健康の森、三刀屋町には三刀屋川土手や三刀屋城跡公園、大東町には丸子山公園、加茂町には加茂中央公園・光明寺・光明寺旧道・南加茂公園、掛合町には長栄寺などがあります。それぞれの場所で異なる魅力を持つ桜並木や桜の景色を楽しめます。これらの場所を巡ることで、
雲南市の豊かな自然と歴史に触れることができるでしょう。
まとめ
斐伊川堤防桜並木は、アクセスが容易で、美しい桜並木と、にぎやかな桜まつりを楽しめる、まさに春の絶景スポットです。
島根県を訪れる際には、ぜひ訪れてみてください。周辺には多くの観光スポットも点在しているので、合わせて観光計画を立てるのもおすすめです。