新さっぽろアークシティ サンピアザ

新さっぽろアークシティ：札幌の副都心を彩る複合商業施設

新さっぽろアークシティは、札幌市厚別区厚別中央にある新札幌副都心のランドマーク的存在です。ショッピングセンター「サンピアザ」、総合スーパー「イオン新さっぽろ店」、百貨店「カテプリ」を中心に、水族館、劇場、クリニック、銀行など多様な施設が集積する複合商業施設です。新さっぽろ駅と直結し、JR新札幌駅からも徒歩圏内という抜群のアクセスも魅力です。

歴史と変遷

サンピアザは1977年、ダイエー厚別店を中心とした「サンピアザショッピングセンター」としてオープンしました。その後、地下専門店街「メトロモール」や「サンピアザ水族館」、百貨店「プランタン新さっぽろ」が加わり、地域の中核商業施設として発展を遂げました。

1984年には、サンピアザホールが映画館「サンピアザ劇場」に転身しますが、2004年に閉館し、翌年には多目的ホールとして再オープンしています。

2000年には、プランタン新さっぽろが「カテプリ新さっぽろ」に改称、2015年にはイオン北海道がダイエーの北海道内事業を承継し、「ダイエー新さっぽろ店」が「イオン新さっぽろ店」となりました。

2016年には大規模リニューアルが行われ、「新さっぽろアークシティ」全体が新たなステージへ。サンピアザ、イオン、カテプリが一体となった食品フロアが誕生し、新たな店舗も多数出店しました。カテプリでは、大規模なフードコートやセレクトショップなどもオープンし、魅力的な空間へと生まれ変わりました。

2024年7月1日には、カテプリの運営がイオンモールから札幌副都心開発公社へ移管されました。これは、新さっぽろ副都心の更なる発展に向けた取り組みの一環です。

主要施設の詳細

サンピアザ

4層吹き抜けのアトリウム「光の広場」が印象的なサンピアザは、多様な専門店が集まるショッピングセンターです。「メトロモール」と「センターモール」からなり、飲食店や雑貨店、書店、生活雑貨店など、幅広いニーズに対応しています。2016年、2017年のリニューアルで、メトロモールは飲食フロアと食関連雑貨店に、センターモールにはスイーツゾーンと食品ゾーンが加わり、さらに魅力的な空間となりました。

イオン新さっぽろ店

イオン新さっぽろ店は、地上2階・地下1階建ての大型総合スーパーです。1977年のダイエー厚別店開店を起源とし、2015年にイオン北海道へ事業が承継されました。リニューアルを経て、地下1階はサンピアザ、カテプリと一体となった食品ゾーンとなり、独自のカフェなどもオープンしました。

カテプリ

カテプリは、地上3階・地下2階建ての百貨店です。かつて「プランタン新さっぽろ」として営業していましたが、現在は「カテプリ」として、幅広い商品を取り揃えています。2016年、2017年のリニューアルでは、北海道最大級のフードコートや、道産品セレクトショップなどが登場し、魅力が向上しました。2024年7月からは札幌副都心開発公社の運営となります。

新さっぽろサンピアザ水族館

サンピアザ内に位置する水族館です。（詳細な情報は省略）

サンピアザ劇場

多目的ホールとして、様々なイベントや公演が行われています。映画館としても利用されていましたが、現在は多目的ホールとしての利用が中心です。（詳細な情報は省略）

アクセス

新さっぽろアークシティは、札幌市営地下鉄東西線新さっぽろ駅と直結しており、JR新札幌駅からも徒歩約1分とアクセス抜群です。また、道央自動車道大谷地IC・札幌南ICからも車で約10分と、車でのアクセスも良好です。

まとめ

新さっぽろアークシティは、ショッピング、エンターテインメント、そして生活に必要な施設が一体となった、新札幌副都心の魅力を凝縮した複合商業施設です。長年にわたる発展の歴史と、更なる進化を続ける姿は、地域社会にとって欠かせない存在となっています。今後、札幌副都心開発公社による運営強化により、更なる発展が期待されます。

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