新城図書館
新城図書館 ふるさと情報館について
新城図書館 ふるさと情報館は、愛知県新城市にある公共[[図書館]]です。新城文化会館などがある新城地域文化広場の一角に位置しています。1987年5月8日に開館し、地域住民の学習や文化活動を支える拠点として、長年親しまれてきました。
歴史
新城市には、図書館が設置される以前から、市民の文化的な拠点を求める声がありました。1979年には、文化会館、図書館、郷土資料館の複合施設を建設することが決定しました。建設地は現在の場所であり、1987年に新城図書館と新城地域文化広場が開館しました。
開館当初の蔵書数は36,457冊で、開館時間は午前10時から午後6時まで、貸出冊数は4冊まで、貸出期間は2週間でした。その後、館内蔵書検索機(OPAC)の導入や愛知県図書館とのオンライン化など、サービスの拡充が進められました。また、ボランティアグループによる読み聞かせ事業も開始され、地域住民の利用促進につながりました。
2005年には、新城市、鳳来町、作手村の合併により、（新）新城市が発足し、図書館の公式サイトが開設されました。館内にはヤングアダルトコーナーが設置され、貸出冊数が5冊に変更されました。旧鳳来町と旧作手村には図書館や図書室がなかったため、図書返却ポストが設置されました。
2006年度から2012年度までは指定管理者制度が導入されましたが、2013年度からは新城市の直営に戻りました。2017年には開館30周年を迎え、記念イベントが開催されました。
サービス
現在、新城図書館は、蔵書数約16万冊、年間貸出数約15万冊を誇ります。開館時間は午前9時から午後8時まで、貸出冊数は8冊まで、貸出期間は2週間です。館内には、一般図書だけでなく、郷土資料や児童書など、幅広い分野の図書が揃っています。また、インターネットが利用できる情報コーナーや、親子で利用できるスペースも設置されています。
新城市に在住または在勤の方は、貸出カードを作成することで、誰でも図書館を利用することができます。また、旧鳳来町や旧作手村の住民には、FAXで貸出を申し込むと郵送で届くサービスも提供しています。
施設
新城図書館は、新城文化会館と同じ敷地内にあります。駐車場や駐輪場を共有しており、200台分の駐車場と100台分の駐輪場があります。
図書館内は、1階に開架閲覧室、軽読書コーナー、情報コーナー、情報ネット体験コーナー、カウンターなどがあります。2階には郷土図書室、郷土資料室があります。地下には閉架書庫があり、蔵書収納能力は14万冊です。
牧野文庫
新城図書館には、郷土史家で医師の牧野文斎が収集した貴重な資料である牧野文庫があります。牧野文庫には、江戸時代からの和本や古文書などが含まれており、郷土の歴史を知る上で貴重な資料となっています。牧野文庫は、新城図書館2階の郷土図書室に設置されています。
利用案内
- - 開館時間: 午前9時～午後8時
- - 休館日: 月末日、年末年始
- - 貸出冊数: 8冊まで
- - 貸出期間: 2週間
新城図書館は、地域住民の学習や文化活動を支える重要な施設です。ぜひ一度、足を運んでみてください。
その他
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