新実

新実（あたらし みのる、1954年10月4日 - ）は、日本の殺陣師、元俳優です。旧芸名は新みのる。殺陣師の林邦史朗に師事しました。

神奈川県出身で、身長170cm、体重95kgと体格の良い人物です。殺陣全般を得意とし、乗馬や水泳など、運動能力も高いです。また、普通自動車免許や自動二輪中型免許などの免許も保有しています。

殺陣の道場である殺陣道場総本部の師範を務めるほか、全日本刀道連盟練士五段、国際護身術振興会師範、全日本剣道連盟二段、庵剣抜刀道三段と、武道にも精通しています。趣味は釣りやスキーなど、アウトドアな活動を好みます。

1973年に若駒に入所し、俳優としての活動を開始。その後、殺陣師としても活躍の場を広げました。主な殺陣・武術指導作品には、『オトコマエ!』『新宿鮫』『秘太刀 馬の骨』などがあります。時代劇、現代劇問わず、幅広いジャンルの作品で殺陣指導を担当しています。

俳優としての主な出演作品は、大河ドラマでは『おんな太閤記』（1981年）の今川義元役、『翔ぶが如く』（1990年）の田中謙助役、『太平記』（1991年）の陶山義高役、『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』（2002年）の稲葉又右衛門役、『功名が辻』（2006年）の武田家の武将役、『真田丸』（2016年）の室賀の領民役など、数多くの作品に出演しています。

その他、テレビドラマ『腕におぼえあり』（1992年）の刺客役、『ふしぎ犬トントン』、『姿三四郎』、『芙蓉の人〜富士山頂の妻』、『詩城の旅びと』などの作品にも出演しています。また、『たのきん全力投球!』では擬斗、『どっちがどっち!』では山田師範代として出演するなど、バラエティ番組にも出演経験があります。

殺陣師として、俳優として、様々な顔を持つ新実みのる。その卓越した技術と存在感は、多くの作品に彩りを添えています。

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