新津運輸区

新津運輸区の概要

新津運輸区（にいつうんゆく）は、新潟県新潟市秋葉区の新津駅構内に位置し、東日本旅客[[鉄道]]（JR東日本）新潟支社の運転士や車掌が所属する組織です。この運輸区では、主に新津発着の列車の運行が行われています。また、運転士や車掌は、蒸気機関車の運転時にも乗務することができ、これには必ず訓練運転を経た上で、担当の運転士が付き添うことが求められます。以前には「新津運輸区坂町派出所」という別の組織が存在しましたが、1999年12月に廃止されました。ただし、関連する転車台は残されており、現在でも利用されています。

歴史

新津運輸区の歴史は1913年に遡り、その年の10月7日に新津機関庫が設置されました。その後、1951年に新津客貨車区が設立され、1981年には新津車掌区が廃止されました。そして、1986年には新津機関区と新津客貨車区が統合され、新津運転区が誕生しました。1997年に新潟車掌区から車掌行路が移管され、新津運輸区に改名されました。2023年3月には、検修部門が新潟車両センターに集約され、新潟車両センター新津派出所として新たなスタートを切りました。

新潟車両センター新津派出所

新潟車両センター新津派出所は、2023年3月に新津運輸区から検修業務が移管されたことで設立されました。この派出所では、配置されている車両にそれぞれの略号が付され、旅客車には「新ニツ」、機関車には「新津」という記号が用いられています。また、「SLばんえつ物語」に関連する機関車の区名札にも「新」の文字が使われています。

配置車両

新津運輸区では、主にC57形蒸気機関車と多様な気動車を中心に配置しています。特に、キハ40系やキハ110系を含む気動車が、新潟支社内での運用を担っています。キハ110系気動車は、ワンマン運転に対応した仕様が特徴です。また、C57形蒸気機関車の180号機は、活発に運行されており、「SLばんえつ物語」を牽引しています。

配置車両の詳細

• - 気動車

- キハ40系気動車（3両編成）
- キハ110系気動車（15両）
- GV-E400系気動車（40両）

• - 機関車

- C57形蒸気機関車（1両、180号機）

このように、新津運輸区では数多くの車両が日々の運行に利用されており、地域の公共交通に貢献しています。

まとめ

新津運輸区は地域の交通網を支える重要な役割を担っており、車両基地である新潟車両センター新津派出所との連携も密接に行われています。歴史のあるこの運輸区の現場で、運転士や車掌たちが日々の安全な運行を実現するために尽力しています。

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