新潟県道389号清津公園線

新潟県道389号清津公園線

新潟県道389号清津公園線は、新潟県十日町市に位置する一般県道です。清津峡を起点とし、国道353号へと接続する、全長1841.2メートルの路線です。

概要

この県道は、清津峡の豊かな自然に抱かれた景観を縫うように走っています。しかし、その道のりは決して容易ではありません。ほぼ全線にわたり1.5車線程度の狭隘な道幅が続くため、運転には細心の注意が必要です。また、連続雨量80ミリ、または時間雨量40ミリを超えると、事前通行規制が実施されます。これは、土砂崩れなどの危険を回避するための措置です。

沿線には、清津公園トンネル（全長179.0m）や万年橋（橋梁延長40.0m）といった構造物があります。これらの構造物は、県道の重要な一部を担っています。

清津公園トンネルの旧道は、現在は十日町市道清津湯倉平線として指定され、歩道として開放されています。トンネルを歩いて通り抜けることで、かつての道の名残を感じることができます。

地理

通過する自治体: 新潟県十日町市

起点: 十日町市倉俣癸2131（清津峡）

終点: 十日町市田沢字かや平申84-2（国道353号交差点）

事前通行規制区間: 十日町市倉俣癸～田沢字かや平（距離：1.9km、連続雨量：80.0mm、迂回路：なし）

周辺情報

県道389号線沿いには、以下の観光スポットや施設があります。

清津峡温泉: 清津峡の美しい景観を望む温泉地です。日帰り入浴も可能で、観光客に人気があります。

清津峡渓谷トンネル: 清津峡の壮大な景観を、安全に楽しめるように整備された観光トンネルです。内部にはアート作品も展示されています。

上信越高原国立公園: 起点付近は上信越高原国立公園に指定されており、豊かな自然が保護されています。

接続路線

国道353号: 終点にて接続しています。

その他

新潟県道389号清津公園線は、狭隘な道幅や雨量による通行規制など、注意すべき点が多い路線です。しかし、その一方で、清津峡をはじめとする豊かな自然景観や、温泉地などの観光スポットを有しており、訪れる人々を魅了しています。通行の際には、道路状況や天候に十分注意し、安全運転を心がけてください。

関連項目

国道353号
新潟県の県道一覧
* 中部地方の道路一覧

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