新良一規

新良一規（しんら かずのり）

新良一規は、1956年8月10日生まれ、山口県出身の元ボートレーサーです。登録番号は2930番で、同期には瀬尾達也らがいます。

選手としての軌跡

1980年3月21日に選手登録を行い、46期としてプロのキャリアをスタートさせました。同年5月2日に徳山競艇場で開催された一般戦でデビューし、4着という結果で初戦を終えました。その約3ヶ月後、8月2日には鳴門競艇場での一般戦で初勝利を飾りました。その後も着実に実力をつけ、1981年2月19日にびわこ競艇場での一般戦で初の優出を果たしましたが、結果は4着でした。そして1982年5月28日、三国競艇場での一般戦で念願の初優勝を達成しました。

新良選手は、1985年2月7日に徳山競艇場で開催された「第28回中国地区選手権」でG1初出場を飾り、同時にG1初勝利も記録しました。1990年10月6日には戸田競艇場で開催された「第37回全日本選手権」でSG初出場を果たし、SG初勝利も達成。1991年7月13日の浜名湖競艇場での「第38回浜名湖賞」でG1初優出（6着）を経験し、1994年10月7日の常滑競艇場での「第41回全日本選手権」ではSG初優出を果たしましたが、4着に終わりました。1995年6月2日、津競艇場での「第43回つつじ賞王座決定戦」でG1初優勝を達成。そして1996年8月27日、蒲郡競艇場で開催された「第42回モーターボート記念」で、3号艇4コースからつけ枚で勝利し、悲願のSG初優勝を飾りました。

新良選手は、2021年9月2日にボートレース徳山で開催された一般戦「スポーツニッポン杯争奪戦」で通算45回目の優勝を果たしました。これは現役最後の優勝となりました。2022年11月25日にはボートレース宮島での一般戦で通算2000勝を達成し、163人目の記録達成者となりました。さらに、2023年12月28日にはボートレース下関での一般戦で通算2017勝目を挙げ、これが現役最後の勝利となりました。そして、2024年4月25日のボートレース下関でのレースが最後の出走となり、3着で現役生活を終えました。

2024年6月11日に選手登録を消除し、引退。この引退により、登録2000番代の現役レーサーは3人となりました。

主な獲得タイトル

1996年9月1日 第42回 モーターボート記念（蒲郡）

戦績

出走回数：8925回
1着回数：2017回
優出回数：258回
優勝回数：45回
SG優勝回数：1回
SG優出回数：2回
SG出走回数：247回
G1優勝回数：3回
G1優出回数：24回
G1出走回数：1405回
フライング(F)回数：41回
出遅れ(L)回数：3回
通算勝率：6.09
2連対率：42.33
3連対率：59.81
生涯獲得賞金：1,087,523,525円

新良一規は、その長年の活躍と数々の記録により、多くのファンに愛されたボートレーサーでした。

関連情報

競艇選手一覧
BOAT RACE オフィシャルWEB
選手のプロフィール

もう一度検索