『
日日是好日』(にちにちこれこうじつ)は、エッセイスト・
森下典子による自伝エッセイ『
日日是好日-「お茶」が教えてくれた15のしあわせ-』を原作とした、
2018年公開の日本映画です。監督・脚本は
大森立嗣が務め、主演は
黒木華が務めました。共演には、
樹木希林、
多部未華子など、豪華なキャストが名を連ねています。この映画は、
茶道を通して主人公が成長していく姿を丁寧に描いた作品で、観る人の心に深く響く物語となっています。
あらすじ
大学生の典子(
黒木華)は、ある日突然、母親から
茶道を勧められます。戸惑いながらも、従姉の美智子(
多部未華子)と共に、少し変わった雰囲気を持つ
茶道教室の先生、武田のおばさん(
樹木希林)の指導を受けることになります。大学を卒業しても就職せず、30代に突入した典子は、
茶道を辞めてすぐに就職し、結婚、出産と人生を歩む美智子との間に、少しずつ距離を感じていました。
そんな中、10年間続けてきた
茶道を通して、様々な人との出会いを経験し、多くの大切なことを学びます。ようやく出版社に面接に行くことになった典子でしたが、結果は不合格。長く付き合っていた彼氏とも別れてしまい、落ち込んでいた時、父親の訃報を受け、武田のおばさんと共に悲しみを分かち合います。しかし、この出来事をきっかけに、典子は再び前を向き、全てをやり直そうと決意します。
キャスト
スタッフ
- - 原作 - 森下典子『日日是好日-「お茶」が教えてくれた15のしあわせ-』(新潮文庫刊)
- - 監督・脚本 - 大森立嗣
- - 音楽 - 世武裕子
- - プロデューサー - 吉村知己、金井隆治、近藤貴彦
- - 撮影 - 槇憲治
- - 照明 - 水野研一
- - 美術 - 原田満生、堀明元紀
- - 録音 - 吉田憲義
- - 装飾 - 田口貴久
- - 衣装 - 宮本まさ江
- - ヘアメイク - 豊川京子
- - 音響効果 - 伊藤進一
- - 編集 - 早野亮
- - スチール - 三木匡宏
- - 助監督 - 小南敏也、森井勇佑
- - 制作担当 - 飯塚香織
- - ラインプロデューサー - 伊達真人
- - 題字 - 赤松陽構造
- - 応援 - 表千家不審菴
- - 特別協力 - 花傳、ホットヨガスタジオLAVA
- - 特別協賛 - カジワラ、グランマーブル
- - 配給 - 東京テアトル、ヨアケ
- - 製作プロダクション - ヨアケ、ハーベストフィルム
- - 製作幹事 - ハピネット、ヨアケ
- - 製作 - 『日日是好日』製作委員会
関連商品
サウンドトラック
受賞歴
- 助演女優賞(
樹木希林)※『モリのいる場所』『万引き家族』と合わせて受賞。
- 監督賞(
大森立嗣)
- 美術賞(
原田満生、堀明元紀)
- 録音賞(吉田憲義)
- 優秀主演女優賞(
黒木華)
- 優秀助演女優賞(
樹木希林)
脚注
参照元:Wikipedia
外部リンク