日本最古の石博物館

日本最古の石博物館について

日本最古の石博物館は、岐阜県加茂郡七宗町にある町立の博物館です。この博物館は、1970年に近くを流れる飛騨川の飛水峡で発見された日本最古の石にちなんで、1996年に開館しました。地球の誕生から現在に至るまでの46億年の歴史を、様々な石の展示を通して学ぶことができます。

概要

この博物館は、日本最古の石をはじめ、さまざまな種類の石を展示しています。展示を通して、地球の長い歴史と、石がどのように形成されてきたかを学ぶことができます。博物館の建物は地上1階、地下1階で構成されており、外観はUFOをイメージしたユニークなデザインが特徴です。

展示内容

地上1階

地上1階では、地球の歴史や自然現象に関する展示が行われています。地球がどのように誕生し、どのように進化してきたのかを、パネルや模型を通して学ぶことができます。

地下1階

地下1階では、さまざまな種類の石が展示されています。地球最古の石であるカナダ産のアキャスタ片麻岩や、日本最古の石である飛騨川で発見された片麻岩など、貴重な石を見ることができます。

マスコットキャラクター

博物館のマスコットキャラクターは、「レッキーくん」です。おむすびの形をした岩石に手足がついた可愛らしいキャラクターで、足立守教授によって命名されました。

利用案内

開館時間：9時～16時30分

休館日：毎週月曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始

入館料：
大人：300円
高校生・70歳以上：200円
小中学生：100円

アクセス

JR：JR高山本線 上麻生駅より徒歩約15分
* バス：七宗町営バス 中麻生線「木知洞」バス停下車、徒歩約2分

博物館は国道41号沿いに位置しており、隣接して道の駅ロック・ガーデンひちそうがあります。周辺には観光スポットや飲食店もあるため、合わせて楽しむことができます。

主な展示物

地球最古の石

カナダ北部で発見された約39億6千万年前のアキャスタ片麻岩が展示されています。これは、地球上で最も古い岩石の一つです。

日本最古の石

飛騨川の河床の礫岩に含まれていた片麻岩は、約20億年前の岩石と推定されています。この岩石は、足立守教授によって発見され、日本最古の石として知られるようになりました。この礫岩自体は約1億6000万年前にできたものです。

まとめ

日本最古の石博物館は、地球の歴史と石の魅力を学ぶことができる貴重な施設です。特に、日本最古の石をはじめとする貴重な展示物は必見です。周辺の観光スポットと合わせて、ぜひ訪れてみてください。

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