上麻生駅

上麻生駅について

上麻生駅（かみあそうえき）は、岐阜県加茂郡七宗町上麻生に位置する、東海旅客鉄道（JR東海）高山本線の駅です。町の中心部にあり、地域住民にとって重要な交通拠点となっています。

歴史

1924年（大正13年）3月20日：高山線（現在の高山本線）が下麻生駅から延伸した際、その終着駅として開業しました。同時に、旅客と貨物の取り扱いを開始しました。
1926年（大正15年）3月15日：高山線が白川口駅まで延伸し、上麻生駅は途中駅となりました。
1961年（昭和36年）8月1日：貨物の取り扱いを廃止しました。
1972年（昭和47年）11月1日：業務委託駅となりました。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物扱いが廃止されました。
1985年（昭和60年）4月1日：無人駅となり、簡易委託を開始しました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、東海旅客鉄道の駅となりました。
2003年（平成15年）3月：駅舎が改築され、現在の簡易駅舎となりました。

駅構造

上麻生駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。美濃太田駅が管理する無人駅であり、二つのホームは跨線橋で結ばれています。駅は七宗町の玄関口としての役割を担っていますが、利用客数はそれほど多くありません。1985年に無人化されるまでは有人駅であり、1991年頃までは簡易委託駅として運営されていました。開業当初からの駅舎は、老朽化のため新しい小さな建物に建て替えられました。駅前には数台の乗用車を駐車できるスペースと水洗式のトイレが設置されています。

のりば

上麻生駅のホームは以下の通りです。

駅周辺

上麻生駅は七宗町の中心部に位置しており、駅周辺には商店や住宅、公共機関が点在しています。主な施設としては、以下のものがあります。

七宗町役場
七宗町立上麻生小学校
木の国七宗コミュニティーセンター
加茂警察署上麻生駐在所
岐阜森林管理署七宗森林事務所
七宗郵便局
日本最古の石博物館
蒸気機関車展示館 - C12-163を展示。
飛騨川
飛水峡
岐阜県道64号可児金山線
国道41号
七宗町営バス「上麻生駅」停留所

隣の駅

東海旅客鉄道（JR東海）高山本線における上麻生駅の隣の駅は以下の通りです。

下麻生駅 - 上麻生駅 - （飛水峡信号場） - 白川口駅

上麻生駅は、地域住民の生活を支える重要な駅として、現在もその役割を果たしています。

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