旭駅 (北海道)

旭駅（北海道）

旭駅は、かつて北海道紋別郡上湧別町旭（現・湧別町旭）に位置していた、北海道旅客鉄道（JR北海道）名寄本線の駅でした。現在は廃止されており、その姿を見ることはできません。事務管理コードは▲122122でした。

歴史

1947年（昭和22年）9月10日 - 運輸省名寄本線の旭仮乗降場（局設定）として開業。
1949年（昭和24年）6月1日 - 日本国有鉄道に移管。
1956年（昭和31年）9月20日 - 駅に昇格し、旭駅となる。旅客のみ取り扱い。
1987年（昭和62年）4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR北海道に継承。
1989年（平成元年）5月1日 - 名寄本線の全線廃止に伴い、廃駅となる。

一部の普通列車は通過していました（1989年（平成元年）4月30日時点の廃止時の時刻表では、下り3本上り3本（快速運転列車）が通過）。

駅名の由来

駅名は所在地名に由来します。地名は「『旭』がよく見えて気持ちがよい」という意味で名付けられたとされています。

駅構造

廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅でした。ホームは線路の南西側（遠軽方面に向かって右手側）に位置していました。転轍機を持たない棒線駅でした。

無人駅であり、駅舎はありませんでしたが、ホーム中央部分に待合所がありました。ホームは石組み土盛りでできていました。

利用状況

乗車人員の推移は以下のとおりです。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示します。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記します。

(データは省略)

駅周辺

北海道道712号緑蔭中湧別停車場線
湧別町営バス（旧・上湧別町営バス）「旭」停留所
北海道北見バスと北紋バスが運行する代替バスは、道路事情の関係で周辺を走行しません。

駅跡

2001年（平成13年）時点では、当駅の施設は何も残されていませんでした。2011年（平成23年）時点でも同様であり、駅跡地は笹薮と化していました。

隣の駅

北海道旅客鉄道（JR北海道）

名寄本線

沼ノ上駅 - 旭駅 - 川西駅

脚注

(脚注は省略)

関連項目

日本の鉄道駅一覧
特定地方交通線

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