星野勇二

星野 勇二（ほしの ゆうじ）

星野勇二は、1975年8月7日生まれの日本の男性総合格闘家で、東京都大田区の出身です。彼は和術慧舟會GODSに所属し、元CAGE FORCEフェザー級王者としてその名を知られています。

来歴

星野は幼少期にタイガーマスクに憧れ、小学3年生から伝統派空手を始め、中学校まで続けました。高校に入学すると同時にレスリングに転向し、国士館大学を卒業するまでこのスポーツを続けました。

彼のプロ格闘技のキャリアは、2000年8月27日のパンクラス ネオブラッド・トーナメントでのデビュー戦から始まります。この試合では、決勝で渡辺大介を下し優勝を果たしました。以降も彼の活躍は続き、2001年6月26日にはPANCRASE 2001 PROOF TOURで北岡悟に対し判定勝ちを収めました。

では、その後の戦績も見ていきましょう。

2001年10月30日には、PANCRASE 2001 PROOF TOURでミドル級のキング・オブ・パンクラスタイトルマッチに出場し、ネイサン・マーコートに挑戦。残念ながら三角絞めで一本負けを喫し、王座獲得には至りませんでした。さらに2002年10月29日には、クリス・ライトルとの対戦でもまたもや三角絞めでの一本負けがありました。

2004年には、DEEP 16th IMPACTでウェルター級トーナメントの準決勝に臨み、中村大介に対して右ストレートでKO負けを喫しました。

転向と王座獲得

星野は2007年6月9日、ライト級に転向し、CAGE FORCE 03でキム・ジョンマンと対戦しましたが、この試合は引き分けとなりました。2008年中には、CAGE FORCEフェザー級王座決定トーナメントでアントニオ・カルバーリョと対戦し勝利を収めた後、準決勝で山崎剛をアームロックで下しました。そして、12月6日にはウィッキー聡生を相手に決勝戦を行い、見事3-0の判定勝ちを収めて王座を獲得しました。

戦極・SRCでの活動

その後のキャリアとして、2009年11月7日に戦極初出場となった戦極 〜第十一陣〜でマルロン・サンドロと対戦しKO負け。この結果も彼にとって重要な経験となりました。2010年にはSRC12でニック・デニスに挑み、フロントチョークで一本を成功させました。さらに2012年には修斗で田村彰敏と対戦し、ここでも判定勝ちを収めますが、2013年の環太平洋ライト級タイトルマッチでは矢地祐介に敗れる結果となりました。

人物・エピソード

星野勇二は、教員免許を持ち母校の東京実業高校にてレスリング部のコーチを務めたこともあります。彼の経験や知識は、若い選手たちにとって素晴らしい手本となっています。

戦績とタイトル

彼の総合格闘技における戦績は数多く、その中には国民体育大会グレコローマン69kg級での準優勝や、全日本学生選手権でのフリースタイル69kg級での入賞などが含まれています。加えて、パンクラスの第6回ネオブラッド・トーナメントや、CAGE FORCEフェザー級王座の獲得が彼の誇るタイトルです。

不屈の精神と努力を重ねてきた星野勇二は、今後も多くのファンの注目を集め続けるでしょう。

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