月浦白尾インターチェンジ連絡道路

月浦白尾インターチェンジ連絡道路は、石川県金沢市と河北郡かほく市を結ぶ、全長約12.3kmの地域高規格道路です。この道路は、国道159号（重複：国道249号）の津幡バイパス約10.9kmと、石川県道56号七塚宇ノ気線約1.4kmを組み合わせて構成されています。

2004年（平成16年）3月20日に全線が開通し、この開通によって、北陸自動車道の金沢森本ICと、のと里山海道（旧能登有料道路）の白尾ICが直結されることになりました。これにより、能登地域へのアクセスが大幅に向上し、地域間の連携が強化されました。

連絡道路全線には信号機が設置されておらず、スムーズな交通の流れが確保されています。主要なインターチェンジとしては、津幡バイパス区間に今町JCT、今町IC、二日市IC、岸川IC、利屋IC、太田IC、南中条IC、中須加IC、中橋IC、庄IC、舟橋JCT/IC、能瀬IC、狩鹿野IC、内日角ICがあり、石川県道56号七塚宇ノ気線区間には内日角IC、白尾東IC、白尾西IC、白尾ICがあります。

特に重要なのは、今町JCTで、ここから国道8号金沢バイパス、国道159号金沢外環状道路山側幹線（金沢東部環状道路）、国道8号金沢外環状道路海側幹線へと接続します。また、舟橋JCT/ICでは国道8号津幡北バイパスと接続し、内日角ICでは国道159号・国道249号に接続します。さらに、白尾ICでは、のと里山海道と直結しています。

これらのインターチェンジの配置によって、金沢市周辺の広範囲な地域からのアクセスが向上し、地域間の移動時間が大幅に短縮されました。この道路は、単に二つの都市を結ぶだけでなく、周辺地域の経済活動や観光の活性化にも大きく貢献しています。地域高規格道路としての役割を十分に果たし、石川県内における交通ネットワークの重要な一部を形成しています。

インターチェンジ詳細

津幡バイパス区間
今町JCT (国道8号金沢バイパス、国道159号金沢外環状道路山側幹線（金沢東部環状道路）、国道8号金沢外環状道路海側幹線)
今町IC
二日市IC
岸川IC
利屋IC
太田IC
南中条IC
中須加IC
中橋IC（石川県道217号川尻津幡線）
庄IC
舟橋JCT/IC (国道8号津幡北バイパス)
能瀬IC
狩鹿野IC
内日角IC (国道159号、国道249号)

石川県道56号七塚宇ノ気線区間
内日角IC (国道159号、国道249号)
白尾東IC（石川県道162号高松内灘線）
白尾西IC
白尾IC（のと里山海道）

この道路の開通は、石川県内の交通事情を大きく改善し、地域経済の活性化に貢献する重要なインフラとなっています。

関連項目

地域高規格道路一覧
石川県の県道一覧

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