朝霞市立朝霞第二中学校

朝霞市立朝霞第二中学校

埼玉県朝霞市の中心部にある公立中学校、朝霞市立朝霞第二中学校（通称：朝霞二中）は、1966年に創立されました。学校は東洋大学朝霞キャンパスの近くに位置し、アクセスも良好です。東武東上線の朝霞台駅とJR武蔵野線の北朝霞駅から徒歩約15分、さらに朝霞市の循環バス「わくわく号」を利用することで、博物館前停留所から徒歩約2分で到達できます。

沿革

学校の歴史は1966年に始まり、創立当初は朝霞町立朝霞第二中学校と呼ばれていました。初代校長には船岡通治先生が就任し、同年に校章が制定され、現在の場所へ移転しました。その後1967年に市制施行に伴い、朝霞市立朝霞第二中学校に改名されました。1969年には校歌が制定され、体育館の竣工や新館の落成が続きました。

1979年には、朝霞第五中学校と分離し、校訓「自治、友愛、真実」を定めるなど、学校の独自性が強化されました。1982年にはプールと更衣室を新設し、1992年には新体育館と武道場が完成しました。2003年には、学校新聞「双葉」が県知事賞を受賞するなど、優れた教育を実践していることが証明され、2006年にはすべての普通教室に扇風機が設置されました。

施設と設備

朝霞二中には多様な特別教室が完備されています。音楽室、理科室、美術室、技術室、パソコン室、調理室、被服室、図書室が設置され、生徒たちの学びを支える充実した環境が整っています。

学校生活と行事

多彩な行事が行われており、体育祭や合唱コンクールは生徒たちの大きな楽しみです。また、持久走、フィールドワーク、スキー林間、修学旅行、職業体験など、学年ごとに特別なプログラムも用意されています。特に、栽培活動は活発に行われており、校内には約千個のプランターが置かれ、生徒たちがマリーゴールドやパンジーの種まきを行っています。秋には近くの城山公園で落ち葉拾いをして制作した腐葉土を活用しています。さらに、2005年からは夏季にゴーヤを育て、地域に花を添えています。これらの活動が整備された学校環境の一環として、大切にされています。

部活動

運動部や文化部、さらには委員会活動も充実しており、生徒たちは自分の興味や特技を活かし、仲間たちと共に切磋琢磨しながら取り組んでいます。

学区

朝霞二中は広範囲にわたる学区を持ち、北は朝志ヶ丘から南は田島まで。市内の他の小学校からの生徒も多く在籍し、地域全体の教育を担っています。

出身著名人

朝霞二中からは多くのスポーツ選手を輩出しており、プロ野球選手の中里篤史、中村晃、髙島祥平、サッカー選手の中澤聡太、大相撲力士の栃不動周二、女子プロ野球選手の古谷恵菜、サッカー選手の村松知輝などがいます。

朝霞市立朝霞第二中学校はその歴史とともに、教育の質向上に努め、地域に根ざした学校を目指し続けています。

もう一度検索