木浦駅

木浦駅（モクポえき）は、大韓民国全羅南道木浦市湖南洞に位置する韓国鉄道公社の駅です。湖南線と、それに乗り入れるKTXの列車が発着する終着駅であり、大韓民国領内において最西端に位置する駅として知られています。

駅前周辺は木浦市の中心街として発展しており、多くの市内バス路線が駅前を経由しています。また、駅から少し離れた木浦港からは、済州島や西南部の多島海に点在する島々を結ぶフェリーや旅客船が多数運航されています。

利用可能な鉄道路線

韓国鉄道公社
韓国高速鉄道 (KTX)
湖南線

駅構造

木浦駅は、頭端式ホーム4面6線を有する地上駅です。駅舎は線路の西側にのみ設けられており、改札も同側にあります。現在の駅舎は、韓国独立後に建設された鉄筋コンクリート製の建物を、KTXの運行開始に合わせて一部増改築したものです。

のりば

木浦駅のホームは、主にKTXと湖南線の列車が使用しています。詳細な番線案内は、駅構内の案内表示をご確認ください。

歴史

1913年1月11日 - 開業。

木浦駅は、1913年に開業し、長らく木浦地域の鉄道輸送の要として機能してきました。KTXの乗り入れ開始後は、高速鉄道の終着駅としての役割も担っています。

駅周辺

木浦駅周辺には、以下の観光スポットや施設があります。

儒達山：木浦市内を一望できる景勝地。
木浦文化院（旧日本領事館、旧木浦市庁）：歴史的建造物。
旧東洋拓殖株式会社木浦支店：近代建築。
旧湖南銀行木浦支店（現・新韓銀行）：歴史的建造物。

これらの施設は、木浦の歴史や文化に触れることができる貴重な場所です。

隣の駅

韓国鉄道公社
韓国高速鉄道 (KTX): 羅州駅 - 木浦駅
湖南線: 任城里駅 - 木浦駅

木浦駅は、KTXと湖南線のそれぞれにおいて、終着駅または起点駅として機能しています。

関連項目

大韓民国の鉄道
韓国鉄道公社
韓国の鉄道駅一覧
韓国の東西南北端の駅
麗水エキスポ駅（韓国最南端の駅、朝鮮半島最南端の駅）
迎日湾港駅（韓国最東端の駅）
白馬高地駅（韓国最北端の駅）
龍岩浦駅（朝鮮半島最西端の駅）
豆満江駅（朝鮮半島最東端の駅）
* 世仙駅（朝鮮半島最北端の駅）

木浦駅は、韓国の鉄道ネットワークにおいて重要な位置を占めており、地域の交通と観光に大きく貢献しています。

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