本龍寺 (札幌市)

本龍寺（ほんりゅうじ）

本龍寺は、北海道札幌市東区にある日蓮宗の寺院です。妙見山と号し、石狩金龍寺を旧本山としています。石狩国札幌郡において最も古い寺刹であり、札幌村の鎮守として江戸時代に建立された妙見堂がその起源です。

歴史

本龍寺は、安政年間（1854年 - 1859年）に明珠院日現によって開山されました。慶応4年（1868年）には、札幌の開拓に尽力した箱館奉行の役人、大友亀太郎によって境内に妙見堂が建立されました。明治14年7月には寺号を公称し、正式に寺院としての活動を開始しました。

昭和63年には、妙見堂が「さっぽろ・ふるさと文化百選No.034」に選定され、その文化的価値が認められました。

境内と所蔵品

本龍寺の境内には、札幌村創建百年を記念して、元札幌市長である原田與作が筆を執った記念碑が立っています。また、妙見堂には、大友亀太郎守護神である妙見菩薩像、開拓祖である大友亀太郎筆の掛軸、大友家から寄進された鰐口などが所蔵されており、歴史的にも貴重な品々を今に伝えています。

毎年8月1日・2日には、札幌最古の祭りである妙見尊大祭が盛大に執り行われ、多くの人々で賑わいます。

周辺施設

本龍寺の周辺には、以下の施設があります。

札幌村郷土記念館：幕吏・大友亀太郎の役宅跡地に建てられた記念館で、札幌市指定史跡となっています。
大友公園：かつて御手作場が開かれ、大友堀が伏籠川に注いでいた場所に整備された公園です。

交通アクセス

札幌市営地下鉄東豊線環状通東駅4番出口から徒歩3分

ギャラリー

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外部リンク

本龍寺の妙見堂　妙見山　大友亀太郎　島義勇　札幌村　御手作場　札幌最古の霊刹　記念碑　史跡　北海道
札幌市東区民ホームページ -みどころ（北光・元町・北栄地区） ／大友公園・妙見堂／札幌村郷土記念館
日蓮宗新聞(1997/09/10)
本龍寺
札幌情報館

関連項目

島 義勇
大友亀太郎
* 相馬神社（相馬妙見）

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