札幌キリスト教会

札幌キリスト教会

札幌キリスト教会（さっぽろキリストきょうかい、英語: Christ Church Cathedral, Sapporo）は、北海道札幌市に位置するキリスト教の教会で、日本聖公会北海道教区の主教座聖堂としての役割を担っています。

北海道教区の歴史

北海道における聖公会の宣教は、1874年にイギリス人宣教師ウォルター・デニング師と、アイヌ民族の福祉と教育に尽力したジョン・バチェラー師によって開始されました。以来、130年以上にわたり、聖公会はキリスト教の伝道、社会福祉、教育、文化など多岐にわたる分野で貢献を続けています。現在、北海道教区には24の教会があり、教育事業として5つの幼稚園、社会福祉事業として4つの保育園を運営しています。2022年からは、マリア・グレイス笹森田鶴主教が北海道教区の主教を務めており、彼女は日本聖公会初の女性主教です。

札幌キリスト教会の歴史

札幌キリスト教会の歴史は、1892年にウォルター・アンデレス師がジョン・バチェラー師らと共に札幌聖公会を設立したことに始まります。1894年に大通西4丁目に聖堂が新築され、その後、1898年に北2条西4丁目、1917年には北8条西6丁目に移転しました。太平洋戦争中の1942年には、宗教団体法により一時的に解散を余儀なくされました。しかし、第二次世界大戦後の1946年に札幌聖公会は日本聖公会に復帰し、1959年には札幌キリスト教会へと名称を変更しました。1963年には北海道教区の主教座聖堂となり、1968年に現在地に移転しました。1992年には日本聖公会設立百周年を祝い、2000年には32年ぶりとなる新築工事を行い、初の非木造建築となりました。現在の教会は、札幌市北区北8条西6丁目2-18に位置しており、（クリストファー）永谷亮司祭が牧師を務めています。日曜礼拝は午前8時と午前10時30分に聖餐式が行われ、毎月第三日曜日には午後5時から英語礼拝も行われています。

関連施設

この教会は、北海道教区の主教座聖堂として、地域社会におけるキリスト教の信仰と活動の中心となっています。また、教育や福祉事業を通じて、地域住民への貢献も行っています。

参照項目

• - 日本聖公会北海道教区
• - 札幌聖ミカエル教会
• - 函館聖ヨハネ教会
• - 小樽聖公会
• - 旭川聖マルコ教会
• - 網走聖ペテロ教会
• - 帯広聖公会
• - 釧路聖ペテロ教会

関連人物

• - バチェラー八重子 (姉)
• - 向井山雄 (弟)

外部リンク

• - オフィシャルサイト (日本語・英語)
• - 日本聖公会 札幌キリスト教会（Facebook）
• - 日本聖公会北海道教区オフィシャルサイト]'>日本聖公会北海道教区

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