李沂修

李沂修（り いしゅう、1988年6月16日 - ）は、日本棋院東京本院に所属する囲碁棋士。台湾出身で、潘善琪七段（当時）の門下として腕を磨き、八段に昇段。

経歴

6歳頃に父親の影響で囲碁を始め、その才能を開花させる。その後、日本へ渡り潘善琪七段（当時）の内弟子となり、本格的に囲碁の道を歩む。

2004年：入段を果たし、プロ棋士として独立。
2005年：第1回若鯉戦で準優勝。
2007年：第33期天元戦で本戦入りを果たす。
2008年：中野杯U20選手権で優勝、第1回ワールドマインドスポーツゲームズ男子個人戦でベスト16に進出。
2009年：五段に昇段。棋聖戦リーグ入りを果たし、五段から七段へ飛び級昇段を果たす。しかし、リーグ戦では1勝4敗で陥落。同年、新人王戦で優勝し、十段戦では勝者戦ベスト4に進出。敗者戦決勝で山下敬吾九段に敗れる。この年、38勝12敗の好成績を収め、棋道賞勝率第1位賞と新人賞を受賞。
2012年：王座戦で本戦入り、おかげ杯でベスト4に進出。
2015年：天元戦でベスト4に進出。
2016年：第41期棋聖戦Cリーグで4勝1敗の成績を収め、Bリーグに昇格。

李沂修は、若くして来日し、厳しい修行を経てプロ棋士となった努力家である。その実力は着実に向上しており、今後の活躍が期待されている。

人物

李沂修は、温厚で真面目な人柄で知られている。また、研究熱心であり、常に新しい戦術や戦略を追求している。その姿勢は、多くの棋士やファンから尊敬を集めている。

プレースタイル

李沂修は、バランスの取れた棋風で、序盤から終盤まで安定した戦いを見せる。また、ヨセの正確さには定評があり、僅差の勝負をものにすることが多い。

エピソード

李沂修は、新人王戦で優勝した際、「応援してくれたすべての人に感謝したい」と語った。また、棋聖戦リーグ入りを果たした際には、「これからも精一杯頑張ります」と決意を述べた。

その他

日本棋院の李沂修紹介ページ:[日本棋院の李沂修紹介ページへのリンク]（実際のリンクは省略）

参考文献

『囲碁年鑑』日本棋院

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