東京都立調布南高等学校

東京都立調布南高等学校



東京都立調布南高等学校(とうきょうとりつ ちょうふみなみこうとうがっこう)は、東京都調布市多摩川六丁目に所在する都立高校です。略称は「調南」(ちょうなん)として地域に親しまれています。

概要



1977年に開校した調布南高校は、角川大映スタジオに隣接しています。実はこの広大な校地は、かつて同撮影所が規模を縮小した際に東京都へ売却された土地なのです。

「至誠・創造・力行」をモットーに掲げ、生徒一人ひとりの個性を尊重し、可能性を最大限に引き出す教育を実践しています。1学年6学級という規模で、生徒と教員との距離が近く、きめ細やかな指導が行き届いているのも魅力です。

沿革



1976年
11月16日:都立秋川高校教頭であった野々山正司氏が、東京都公立学校長として任命され、東京都立調布南高等学校(仮称)開設準備担当を命ぜられます。開設準備事務所は都立八王子東高校内に設置されました。
12月27日:都条例第89号による都立学校設置条例の一部改正により、都立調布南高校の設立が認可。野々山正司氏が初代校長に就任しました。
1977年
1月1日:校訓、校樹(若松)、校服が制定されました。
2月5日:校旗が制定。
2月7日:校章が制定。
4月6日:校歌と創立記念日(6月12日)が制定。
4月8日:調布市公民館にて、記念すべき第1回入学式が挙行されました。
2010年:大規模な改修工事が竣工し、教育環境がより一層整備されました。

基礎データ



設置課程: 全日制課程 普通科

交通アクセス



京王相模原線 京王多摩川駅より徒歩3分
京王線 調布駅より徒歩12分

学校行事



若松祭(わかまつさい)



調布南高校の文化祭は「若松祭」と呼ばれ、体育部門(体育祭)と文化部門(文化祭)の二部構成で行われます。生徒たちが日頃の学習成果や創造性を発揮する場として、大いに盛り上がりを見せます。

著名な出身者



サッカー



加倉井拓弥:サッカー選手。FC町田ゼルビア(ユース時にトップチーム昇格)、青山学院大学サッカー部出身。
相馬勇紀サッカー選手。日本代表、早稲田大学ア式蹴球部を経て、カーザ・ピアACに所属後、FC町田ゼルビアへ。
田村直也:元サッカー選手。中央大学サッカー部出身。ベガルタ仙台、東京ヴェルディなどで活躍。
中里優サッカー選手。日本女子代表。日テレ・ベレーザ所属。
中島翔哉サッカー選手。元日本代表。浦和レッズ所属。(第一学院高等学校へ転校)
中村恭平:元フットサル日本女子代表監督、元フットサルトルクメニスタン代表監督、東京府中アスレティックフットボールクラブGM、トライステージ創業者

その他



柿崎澄子:元女優。
金子二郎:脚本家
関口太郎:MotoGPライダー(2003年ロードレースヨーロッパ選手権GP250チャンピオン)。
広瀬裕:元俳優
ほいさっさ:YouTuber

脚注



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関連項目



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外部リンク



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