東海七福神

東海七福神について

東海七福神は、東京品川エリアで正月に行われる伝統的な行事で、1932年に旧品川町と荏原郡が東京市に編入された際に創設されました。このイベントは、品川のさらなる繁栄を目指すために、有名な人形収集・研究家である有坂与太郎によって提案されました。

イベントの魅力

毎年、1月1日から15日までの期間に参拝者は、七福神を巡ることができます。訪問者は、美しい神社に祀られている七福神を拝み、幸運を祈ることが目的です。参拝者には、特製の宝船と七福神人形が配布され、これも有坂のアイデアによるものです。これらは新しい年の訪れを祝う重要なシンボルとなっています。

七福神の一覧

東海七福神には、以下の神社が含まれています：

• - 一心寺（寿老人）: 品川区北品川2丁目4-18
• - 養願寺（布袋尊）: 品川区北品川2丁目3-12
• - 品川神社（大黒天）: 品川区北品川3丁目7-15
• - 荏原神社（恵比寿）: 品川区北品川2丁目30-28
• - 品川寺（毘沙門天）: 品川区南品川3丁目5-17
• - 天祖諏訪神社（福禄寿）: 品川区南大井1丁目4-1
• - 磐井神社（弁財天）: 大田区大森北2丁目20-8

それぞれの神社には特定の神様が祀られており、訪れる人々は多くの人々の幸福や繁栄を願いながら参拝します。大黒天や恵比寿は屋外での参拝が可能であり、布袋尊は窓越しに拝むことができます。それ以外の神社については、正月以外の時期には参拝できない場合があります。

参拝の流れ

この七福神巡りは、新馬場駅をスタート地点としており、約2時間で7つの神社を巡ることができるのが特徴です。訪れる場所によって、さまざまな文化や歴史を感じることができ、地域の魅力を発見する絶好の機会となります。観光を兼ねる人にとって、東海七福神巡りは特色豊かな体験です。

また、近隣には荏原七福神も存在し、さらに多くの福を求める手助けとなるでしょう。

まとめ

東海七福神は、東京の品川地域で福を祈願するための魅力的なイベントであり、長い歴史を持っています。地域の文化や神社に触れながら、新春の訪れを祝い、幸運を願う機会として、多くの参拝者に愛されています。詳しい情報は、しながわ観光協会の公式サイトで確認できます。

もう一度検索