松山町 (山形県)

松山町（まつやままち）

松山町は、かつて山形県飽海郡に存在した町です。最上川に沿って細長く伸びた地形が特徴でした。

地理

町の形状は最上川に沿って東西に長く伸びていました。町内には最上川が流れ、山地も存在しましたが、湖沼は見られませんでした。周辺自治体としては、飽海郡の平田町、東田川郡の庄内[[町]]、最上郡の戸沢村と隣接していました。

歴史

松山町の歴史は、1955年（昭和30年）1月1日に、飽海郡の松嶺町、内郷村、上郷村が合併して誕生したことに始まります。その後、2005年（平成17年）1[[1月1日]]に、酒田市、飽海郡の八幡町、平田町と新設合併し、新たに酒田市が発足したことに伴い、松山町は廃止されました。

行政

松山町の最後の町長は、1989年から佐々木藤正氏が務めていました。市町村合併については、酒田市と飽海郡の4町（松山町、八幡町、平田町、遊佐町）が参加する「庄内北部地域合併協議会（法定協議会）」に参加していました。

姉妹都市・提携都市

松山町は、以下の2つの町と姉妹都市・提携都市の関係にありました。

宮城県志田郡松山町（1982年7月提携）
鹿児島県曽於郡松山町（1995年12月提携）

地域

教育

松山町には、以下の小学校と中学校がありました。

松山町立松山小学校
松山町立内郷小学校
松山町立地見興屋小学校
松山町立松山中学校

交通

空港: 庄内空港が利用可能でした。
鉄道: 町内には鉄道路線が通っていなかったため、鉄道を利用する場合は、最寄りの東日本旅客鉄道羽越本線余目駅が利用されていました。
路線バス: 庄内交通の路線バスに加え、庄内交通の廃止路線の代替として、合併前の一時期のみ、ひらた交通が町北部に乗り入れていました。また、松山町営バスも運行していました。
道路: 一般国道として国道345号、都道府県道として主要地方道の山形県道40号酒田松山線が町内を通っていました。

名所・旧跡・観光スポット

松山町には、以下のような名所・旧跡・観光スポットがありました。

松山能
神楽舞
松山城址（山形県指定文化財）
フラワーガーデン
松山温泉

文化財

總光寺庭園（国指定名勝、1996年3月29日指定）

出身有名人

松山町出身の著名人としては、以下の人物が挙げられます。

阿部次郎 - 哲学者、文学者、東北帝国大学名誉教授
阿部正己 - 歴史家

関連項目

山形県の廃止市町村一覧
出羽松山藩

外部リンク

松山町（2005年10月1日アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project
北庄内合併協議会

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