松本ひでおのショウアップナイターストライク!

松本ひでおのショウアップナイターストライク！

『松本ひでおのショウアップナイターストライク！』（まつもとひでおのショウアップナイターストライク！）は、ニッポン放送をキーステーションとして、2005年度のプロ野球オフシーズン、具体的には2005年10月3日から2006年3月30日まで、毎週月曜日から金曜日の夕方に生放送されたラジオ番組です。

概要

この番組は、プロ野球シーズン期間中に放送される長寿番組『ショウアップナイター』のオフシーズンにおけるワイド番組として企画されました。2003年度と2004年度に放送され好評を博した『ショウアップナイターストライク』を発展させる形でスタート。番組開始当初の2003年度はニッポン放送のプロ野球解説者（当時）である田尾安志がメインパーソナリティを務めていましたが、2005年度に東北楽天ゴールデンイーグルスの監督に就任することになったため田尾がレギュラーを降板。これに伴い、2005年度からはニッポン放送スポーツ部アナウンサー（当時）の松本秀夫をメインに据え、『松本ひでおのショウアップナイターストライク！』としてリニューアルされました。番組内容は、ニュースやスポーツの最新情報を中心に、バラエティ色豊かな企画も取り入れ、幅広いリスナー層に向けた情報バラエティ番組として展開されました。

放送時間とネット局

番組は関東地区では毎週月曜日から金曜日の17時30分から19時57分まで放送されていました。19時以降はNRN系列を通じて全国ネットで放送されましたが、全ての系列局で番組本編が放送されたわけではなく、STVラジオ、東海ラジオ、毎日放送、九州朝日放送では番組のネットはなく、共通のCM枠のみがネットされる形式でした。多くのネット局は19時00分から19時57分まで放送されましたが、一部地域（信越放送の金曜日、KBS京都）では19時00分から19時29分までの短縮版となりました。なお、関東地区での最終放送日は2006年3月30日でしたが、一部のネット局（青森放送、秋田放送、IBC岩手放送、茨城放送、和歌山放送、山陰放送、山陽放送、四国放送、大分放送、熊本放送、宮崎放送、ラジオ沖縄、KBS京都など12局）では翌日の3月31日まで放送が継続されました。

出演者

メインパーソナリティ: 松本秀夫（ニッポン放送スポーツ部アナウンサー、当時）
アシスタント: 新保友映（ニッポン放送アナウンサー、当時）
準レギュラー: 田尾安志（聴取率調査週間など）、板東英二（月1回）、清水満（産経新聞・フジサンケイ ビジネスアイ編集委員、毎週火曜日）

主なコーナー

番組は多岐にわたるコーナーで構成されていました。関東地区のフルネット版では、オープニングの「今日の聞き所ストライク3球勝負！」に始まり、「スクープ1番乗り」「スポーツ一本釣り！」といったスポーツ・ニュース関連のコーナー、天気予報や交通情報が随時挿入されました。また、夕方の街の様子を伝える「飛び出せ街かど天気予報」や、リスナー参加企画である「夕焼け応援団 一人しりとり脳みそQ」なども人気を集めました。

19時からの全国ネットパートでは、「全国放送オープニング」に続き「ニッポン放送ニュース」が放送され、報道部記者が解説を加えることもありました。「ニッポン全国寄り道マップ」では、全国各地のニュースや穴場情報が紹介されました。また、各曜日の19時40分頃からは、松井秀喜や加藤茶など著名人が登場する箱番組が放送されました。

主な箱番組

（月）松井秀喜 ワールドチャンピオンへの道
（火）暮らしとお金の一口メモ
（水）松本ひでおの釣りバカ日記
（木）松本ひでおのフォークソング図鑑 → 「ディープ・パープリン」再結成への道
（金）加トちゃんのスーパー黄金伝説

番組のエンディングは19時55分頃で、ネット局はここで終了となりました。関東地区のみ、その後交通情報を挟み、19時57分まで放送されました。

特筆事項

ショウアップナイターストライク! おまけのコーナー: 2005年10月3日から11月11日の期間限定で、関東地区の本編終了直後に1分間放送されたミニ番組。松本アナと新保アナが出演しました。
スペシャルウィーク: 聴取率調査週間には、準レギュラーの田尾安志や板東英二が連日出演する特別編成が行われました。これらの期間中、ニッポン放送では放送時間を短縮し、通常とは異なる内容が放送される場合があり、その際は他のアナウンサーや著名人が代役パーソナリティを務めました。
最終回: 2006年3月30日の関東地区最終回では、松本アナと新保アナがニッポン放送の正面玄関前から歌を披露するというユニークな演出で幕を閉じました。
番組主題歌: ケミストリーの「PIECES OF DREAM」、Mr.Childrenの「抱きしめたい」、オフコースの「Yes-No」、少年隊の「LADY」、槙原敬之の「彼女の恋人」、コブクロの「永遠にともに」、CHAGE and ASKAの「太陽と喉の中で」など、複数の楽曲が主題歌として使用されました。

本番組は2006年3月30日（一部地域は3月31日）をもって終了しましたが、翌年度の2006年度のナイターオフ番組として、引き続き松本秀夫アナウンサーをメインパーソナリティに据えた『松本ひでおのショウアップナイターネクスト』が放送されました。

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