松浦市営バス

松浦市営バス（長崎県鷹島）

松浦市営バスは、長崎県松浦市鷹島町内において、松浦市役所交通課が運行していた公営バスです。2006年の松浦市発足時に、旧鷹島町営バスを継承し、鷹島島内のみで運行されていました。

概要

旧松浦市域では、2002年から廃止代替バスが運行されていましたが、こちらは松浦観光バスへ委託されており、市営バスとは別管理でした。2009年には鷹島肥前大橋が開通しましたが、本土へのバスは昭和バスが運行していました。昭和バスの鷹島線は、松浦市営バス営業所を始発としており、本土向けの始発便は市営バスの待合所を使用していました。

2014年4月、昭和バスが島北部の阿翁浦・モンゴル村方面へ路線を延長し、市営バスの同方面路線は休止となりました。同年5月には残りの路線もすべて休止され、鷹島タクシーによる予約制乗合タクシー「鷹島乗合タクシー」に代替されました。これにより、松浦市営バスは2014年4月30日をもって運行を休止しました。

沿革

1962年4月：鷹島村営バスとして運行開始（バス4台、運転手3名、車掌3名、事務吏員1名）。
1963年7月：松浦市鷹島町に営業所を開設。
1968年4月：地方公営企業法を適用。
1975年1月：鷹島町の町制施行に伴い、鷹島町営バスに名称変更。
2006年1月：松浦市との合併により、松浦市営バスとなる。
2014年4月：阿翁浦・モンゴル村方面の路線と貸切運送事業を休止。
2014年5月：事業を休止。

回数券

各運賃区間ごとに、13枚綴りで10枚分の価格で販売されていました。

路線（2014年3月31日時点）

営業所を基点として、島内各方面への路線がありました。

2014年4月1日休止

営業所 - 日比入口 - 阿翁浦（一部病院経由）
営業所 - モンゴル村（一部病院・阿翁浦経由）

2014年5月1日休止

営業所 - 殿之浦入口 - 殿之浦：今福港行きフェリー連絡
営業所 - 神崎
営業所 - 殿之浦入口 - 舩唐津：青島経由御厨港行きフェリー連絡
営業所 - 日比入口 - 日比：星賀港（佐賀県唐津市肥前町）行きフェリー連絡（2009年4月まで）

参考文献

『鷹島町郷土誌』鷹島町教育委員会

関連項目

松浦観光バス：旧松浦市域の廃止代替バスを運行。

外部リンク

松浦市営バスマップ（鷹島町内） - 松浦市
* 鷹島のバス - 九州ローカルバス旅時刻表（個人サイト）

もう一度検索