板橋順二

板橋 順二（いたばし じゅんじ）

板橋順二は、1964年3月26日に茨城県筑西市で生まれました。早稲田大学法学部を卒業した後、1987年にテレビ朝日に入社し、以来長年にわたり同社に貢献してきました。入社後は情報局に配属され、アシスタントディレクター（AD）としてのキャリアをスタートさせ、その後ディレクターに昇進。1980年代から1990年代にかけて、バラエティ番組の制作に携わるようになりました。

役職の変遷

彼のキャリアの中で数々の重要な役職を務める中、2007年には編成制作局の編成部長に就任。2010年から2013年にかけては制作局制作2部長を担当し、その後営業局次長を経て、2016年から2022年まで総務局長を務めました。2022年6月29日からはテレビ朝日ホールディングスの取締役として、SDGs推進室やメディアシティ戦略など複数の重要な部署を担当しています。

主な番組

板橋は数多くの人気バラエティ番組に関与しており、ディレクターやプロデューサーとして多大な影響を与えました。彼が手掛けた代表的な番組には次のようなものがあります：

• - ディレクター・演出: 「AHERA」「まっ昼ま王!!」「かざあなダウンタウン」など。
• - プロデューサー: 「ザ・テレビ演芸」「ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャーこれができたら100万円!!」「27時間チャレンジテレビ」など。
• - チーフプロデューサー: 「ぷらちなロンドンブーツ」「愛のエプロン」「雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!」など、数々の名番組を送り出しました。

影響を与えた製作チーム

彼は、仕事を通じて多くの後輩や仲間たちとともに成長してきました。特に、藤井智久、加地倫三、瀬戸口修などの優れたプロデューサーたちと共に、様々な名作を生み出しました。板橋班として知られたこのチームは、特に「ロンドンハーツ」や「アメトーーク!」での成功を収め、その影響力を発揮しました。

同期入社や関係者

板橋は、同期入社である大熊英司や渡辺由佳とは長い関係を築き、またタレントや放送作家とのコラボレーションも行いながら、さまざまな番組を盛り上げてきました。ナインティナインやロンドンブーツ1号2号といった著名なタレントと共演することで、日本のテレビ業界においてもその存在感を際立たせることに成功しました。

現在の役割

現在、板橋はテレビ朝日ホールディングスの常務取締役として、より広範なメディア戦略や地域開発に関与しており、特に東京ドリームパークの開発やSDGs推進に力を入れています。彼は、伝統的なテレビ制作の枠を超え、未来のメディア形態を見据えた戦略的なアプローチを探求していることが特徴です。

彼のキャリアを通じての影響力と貢献は、今後のテレビ業界の発展にも大いに期待されています。

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