林有三

林有三

林有三（はやし ゆうぞう、1954年7月27日 - ）は、日本の作曲家、編曲家。

略歴・人物

12歳でクラシック・ギターを始め、17歳でアマチュアフォークバンドを結成。バンド活動と並行して21歳頃から独学でピアノを始める。

1978年から3年間、ジャズピアニストの八城一夫に師事し、ジャズの基礎を学ぶ。

1982年からは、山本達彦バンドや角松敏生バンドにキーボード奏者として参加。特に角松敏生バンドには約10年間在籍し、音楽家としてのキャリアを本格化させた。

1993年からの4年間は、東京音楽大学付属民族音楽研究所で作曲家の伊福部昭から直接指導を受ける。オーケストレーション、クラシック音楽、民族音楽について深く学び、その独特なオーケストレーションは伊福部昭自身からも賞賛された。

その後は、J-POP、歌謡曲からアニメ、映画音楽まで、幅広いジャンルで作曲、編曲を手がけている。

楽曲提供作品

J-POP・歌謡曲

作曲

落合祐里香
「ゆりかご」（2008年）
「都会の金魚」（2008年）
「氷の花」（2009年）
「蜉蝣」（2009年）

編曲

オール巨人
「あんじょうやりや2015」（2015年）
髙橋真梨子
「〜LOVERS BELL〜心のささやき」（1992年）
「待ちきれない」（1993年）
「素足のボレロ」（1994年）
「そっと…Lovin'you」（1994年）
「不思議な鳥」（1994年）
「涙の街角」（1995年）
「crazy for you－愛しすぎて－」（1995年）
「So in Love」（1995年）
「車窓」（1995年）
「向日葵」（1999年）
髙橋真梨子 with 玉置浩二
「貴方が生きたLove Song」（1992年）
西野妙子
「WANT YOU!」（1989年）
「マーガレット」（1990年）
林原めぐみ
「優しさは贈りもの」（1992年）
「HOW HOW BEAR」（1992年）
宮下直紀
「SWEAT」（1989年）
「帰りたくないSummer Night」（1989年）
「スリルを抱きしめたい」（1989年）
「LIP・STICK!BABY」（1989年）
「HEARTBEATが聴こえる」（1990年）
「WAKE UP!」（1990年）
森昌子
「金木犀の手紙」（2007年）
「洗濯日和」（2011年）
「おかあさん」（2011年）
和田アキ子
「抱いてサンバナイト」（1993年）
「つれづれ恋人」（1993年）
「逢いたいうちが華だから」（1994年）
「Mother」（1996年）
「ちゃうわ」（1996年）
「絶対に泣かない」（1998年）
「キララ・キララ・バカ」（2009年）
「素直じゃないね」（2010年）
「今夜は夢でも見ましょうか」（2012年）
「珠玉」（2012年）

アニメ

編曲

剛Q超児イッキマン（1986年）
「ときめきセブンティーン」（歌：秋本理央）
「夏の予感」（歌：秋本理央）
活劇少女探偵団（1986年）
「天使のモンタージュ」（歌：少女探偵団【山本百合子、TARAKO、三浦雅子】）
「見守りたいの」（歌：森口博子）
マンガ日本経済入門（1987年）
「MANY THANKS〜心のままに〜」（歌：当山ひとみ）
「SWEET SOUL MUSIC」（歌：当山ひとみ）
クレヨンしんちゃん（1993年）
「かーちゃんのまじめな子守唄」（歌：のはらみさえ【ならはしみき】）
クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王（1993年）
「僕は永遠のお子様」（歌：Mew）
「ひまわり体操」（歌：河井英里）
クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望（1995年）
「たすけてケスタ」（歌：杉本幸子）

音楽担当作品

活劇少女探偵団（1986年）
超特急ヒカリアン（1997年 - 2000年）
ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー（1998年 - 1999年）
ビーストウォーズネオ 超生命体トランスフォーマー（1999年）
ときめきメモリアル（1999年）
電脳冒険記ウェブダイバー（2001年 - 2002年）
電光超特急ヒカリアン（2002年 - 2003年）
ハチミツとクローバー (第1期 - 第2期)（2005年 - 2006年）
さくら荘のペットな彼女（2012年 - 2013年）

映画

実録ヒットマン〜妻 その愛〜（2002年）※池田朋代と共同。
ペコロスの母に会いに行く（2013年）※星勝と共同。

関連項目

八城一夫
山本達彦
角松敏生
伊福部昭
東京音楽大学付属民族音楽研究所

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