柳原駅 (長野県)

柳原駅について

柳原駅（やなぎはらえき）は、長野県長野市大字柳原に位置する長野電鉄長野線の駅です。駅番号はN10で、長野市北東部の住宅地にあります。

歴史

柳原駅は1926年（大正15年）6月28日に長野電気鉄道によって開業しました。その後、同年9月30日に長野電鉄の駅となり、地域の足として利用されてきました。1968年（昭和43年）4月1日には貨物営業が廃止され、旅客駅としての役割に専念するようになりました。

2007年（平成19年）11月から12月にかけて、駅のバリアフリー化工事が行われ、ホームのかさ上げやスロープの設置が実施されました。これにより、高齢者や体の不自由な方でも利用しやすい駅へと生まれ変わりました。2012年（平成24年）3月19日には駅舎の改築が行われ、新しく快適な駅舎が完成しました。2019年（令和元年）10月1日からは、終日無人駅となりましたが、当面の間、平日の夕方には集札業務を行う係員が配置されています。

駅構造

柳原駅は、島式ホーム1面2線を有する地上駅です。かつては留置線も存在しましたが、現在は撤去されています。2007年には構内自動放送設備が新設され、列車接近・通過案内がアナウンスされるようになりました。また、待合室外の案内表示機も連動して接近・通過案内を表示します。2012年の駅舎改築の際には、旧駅舎に掲げられていた駅名板などが新駅舎内に保存され、歴史を伝える展示物となっています。

かつては、例年5月下旬に満開となるあやめの花が駅の名物でしたが、2011年以降は、ながでんウェルネスのデイサービス施設の建設に伴い、あやめは植えられていません。

無人化された現在では、問い合わせ用のインターホンと監視カメラが設置され、安全対策が強化されています。また、平日の17時から19時の間は、集札精算を行う係員が配置されています（出改札業務は行いません）。

のりば

利用状況

近年の一日平均乗車人員の推移は以下の通りです。

（具体的な乗車人員データは省略）

駅周辺

柳原駅周辺には、以下の施設があります。

ながでんハートネット柳原・柳原あやめの里
柳原郵便局
長野市役所柳原支所
長野市民病院
長野市東部文化ホール
長野市立柳原小学校
アメリカンドラッグ柳原店
千曲川
国道18号
国道406号
アピナ村山店
村山橋

バス路線

駅の周辺には、以下のバス停があります。

長電バス「柳原駅停留所」（駅北側の市道上）
長電バス「柳原中央停留所」（南側の国道18号上）
長野市乗合タクシー「柳原駅停留所」（駅前の広場）

長野電鉄と長電バスの「電車・バス乗継定期券」の乗継指定駅ですが、乗継停留所は柳原駅停留所ではなく、柳原中央停留所が指定されています。

長電バス

51 平林・柳原線：長野駅 - 権堂 - 東郵便局 - 柳原中央 - （柳原駅 - 市民病院） - 柳原

長野市乗合タクシー

長沼線：りんごの湯 - 豊野駅 - 長沼支所 - 市民病院 - 柳原駅（ - 柳原）

隣の駅

長野電鉄

■長野線
■A特急・■B特急：通過
■普通：附属中学前駅 (N9) - 柳原駅 (N10) - 村山駅 (N11)

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

柳原駅 - 長野電鉄

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