栃木県道71号羽生田上蒲生線

栃木県道71号羽生田上蒲生線は、栃木県下都賀郡壬生町から河内郡上三川町に至る主要地方道です。この路線は、壬生町羽生田を起点とし、上三川町上蒲生を終点として、国道352号と並行しながら、壬生町、下野市、上三川町の3つの市町を東西に横断しています。

沿線には北関東自動車道壬生ICや宇都宮貨物ターミナル駅、石橋第二工業団地などが位置しており、国道4号や新4号バイパスといった主要な幹線道路と接続することから、物流を担うトラックをはじめとする大型車両の交通量が非常に多いのが特徴です。

路線データ

総延長：15.035 km（新道区間を除く）
実延長：12.739 km（新道区間を除く）
起点：栃木県下都賀郡壬生町大字羽生田（栃木県道3号宇都宮亀和田栃木線交点）
終点：栃木県河内郡上三川町大字上蒲生（上蒲生中交差点＝新4号国道交点）
認定：1990年（平成2年）3月31日

バイパスについて

壬生町と下野市の境界付近から東側の国道4号線までの約1.5 kmの区間は、北関東自動車道の側道部分としてバイパスが供用されています。また、壬生総合運動公園北交差点からおもちゃのまち交差点までの区間もバイパスとなっており、この区間は2000年（平成12年）の北関東道壬生ICの開設と、沿線にある壬生総合公園で開催された全国都市緑化フェアに合わせて整備された新しい道路です。

壬生総合運動公園北交差点から西側は、羽生田地区の産業団地事業に伴うバイパス建設の構想があり、2013年3月23日には羽生田地区の産業団地まで暫定2車線で開通しました。

歴史

1993年（平成5年）5月11日には、建設省（現在の国土交通省）によって、県道羽生田上蒲生線が主要地方道として指定されました。

重複区間

栃木県道2号宇都宮栃木線（下都賀郡壬生町・国谷駅入口交差点 - おもちゃのまち交差点）
栃木県道65号鹿沼下野線（下野市下古山 地内）

周辺施設

道の駅みぶ

地理

通過する自治体

下都賀郡壬生町
下野市
河内郡上三川町

交差する道路

栃木県道3号宇都宮亀和田栃木線（起点）
栃木県道172号上田壬生線（下都賀郡壬生町・国谷新田交差点）
栃木県道2号宇都宮栃木線・栃木県道301号国谷停車場線（下都賀郡壬生町・国谷駅入口交差点）
栃木県道2号宇都宮栃木線・栃木県道71号羽生田上蒲生線 バイパス（下都賀郡壬生町・おもちゃのまち交差点）
栃木県道65号鹿沼下野線（下野市下古山）
国道4号（下野市下古山交差点）
新4号国道（終点）

バイパス

栃木県道3号宇都宮亀和田栃木線・栃木県道155号羽生田鶴田線（下都賀郡壬生町中泉）
栃木県道172号上田壬生線（下都賀郡壬生町助谷・壬生総合運動公園北交差点）
栃木県道340号壬生インター線（北関東自動車道 壬生ICに接続）
栃木県道2号宇都宮栃木線・栃木県道71号羽生田上蒲生線 現道（下都賀郡壬生町・おもちゃのまち交差点）

この道路は、地域住民の生活を支えるとともに、産業の発展に不可欠な物流を支える重要な役割を担っています。

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