桜坂駅

桜坂駅について

桜坂駅（さくらざかえき）は、福岡県福岡市中央区にある福岡市地下鉄七隈線の駅で、駅番号はN12です。この駅は、中央区桜坂三丁目に位置しており、地域の重要な交通拠点となっています。特に、天神南駅と梅林駅とは駅識別カラーが共通しており、明るい赤紫色（DIC-50）が採用されています。

駅のシンボルマーク

桜坂駅のシンボルマークは、風に舞う桜の花びらをモチーフにしています。このデザインは、空港線や箱崎線のシンボルを手掛けたグラフィックデザイナー、西島伊三雄によるものですが、2001年に彼が亡くなった後、息子の西島雅幸がその原案を引き継ぎ、完成に至りました。

駅の歴史

駅が位置する場所には、かつて西鉄福岡市内線の城南線練塀町電停がありました。桜坂駅は、2000年2月2日に設計が開始され、2003年に施工が始まりました。そして、2005年2月3日に開業を迎え、以来業務委託駅として運営されています。

駅構造

この駅は、島式ホーム1面2線を有する地下駅であり、城南線直下に位置しています。出入口は2ヶ所あり、城南線を挟んで南側に1番出口、北側に2番出口が設けられています。また、各階の面積は、地上210平方メートル、地下1階が2,923平方メートル、地下2階が2,338平方メートルです。

特に利用者の視線を引く「個性化壁」には、灰色からピンク色の大理石が採用されており、その質感と色彩が駅の雰囲気をより一層引き立てています。

利用状況

2023年度の桜坂駅の1日平均乗車人員は2,396人であり、七隈線の駅の中では梅林駅に次いで利用者数が少ない位置づけとなっています。開業以降の利用者の推移を見ても、安定した利用がされていることが伺えます。

駅周辺の施設

桜坂駅の周辺には多くの施設があります。北側には台北駐大阪経済文化弁事処福岡分処、南側には南公園やヒルトップリゾート福岡（旧アゴーラ福岡山の上ホテル＆スパ）があります。他にも、セント・マルティーヌ教会や博多教会、福岡雙葉学園、上智福岡中学校・高等学校、筑紫女学園中学校・高等学校、福岡市立赤坂小学校、けご幼稚園など、教育機関も多く存在します。

また、桜坂駅近くには福岡桜坂郵便局やセブン-イレブン桜坂店があり、便利な生活環境が整っています。特に、福山雅治が自身のヒット曲「桜坂」にちなんで訪れたことでも知られ、観光名所の一つとなっています。他にも、西鉄バス桜坂停留所も近隣にあり、利便性が高いエリアです。

隣の駅

桜坂駅は七隈線の駅で、隣駅は六本松駅（N11）と薬院大通駅（N13）があり、便利なアクセスが可能です。

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