横浜グランゲート
横浜グランゲートは、神奈川県横浜市西区みなとみらいに位置する、次世代ワークプレイスをコンセプトにした大規模オフィスビルです。このビルは、みなとみらい地区の再開発プロジェクトの一環として建設され、最先端のオフィス環境と利便性を兼ね備えています。
2016年3月、清水建設がみなとみらい地区54街区の開発事業予定者に決定しました。横浜グランゲートは、清水建設が同地区で手がけた「横浜アイマークプレイス」に続く、大規模賃貸オフィスビル開発計画の第2弾として位置づけられています。総投資額は約550億円に及び、2017年3月には国土交通大臣による民間都市再生事業計画に認定されました。
2017年8月に着工し、2020年2月に竣工、同年4月に開業しました。このビルのコンセプトは「次世代ワークプレイスの創造」であり、研究開発施設やショールームなど、多様なニーズに対応できるオフィス空間を提供しています。環境対策と事業継続性を両立させる「ecoBCP」機能を重視し、全館LED照明やコージェネレーションシステムの導入、エネルギー可視化システム（BEMS）の導入、免震構造の採用など、最新技術を積極的に取り入れています。また、非常用発電設備を備え、停電時には専用部および共用部に約7日間の電力を供給できます。これらの環境性能と室内環境性能により、CASBEE横浜のSランク、LEEDゴールド認証、WELL認証を取得しています。
低層部には、カンファレンススペースやオフィスワーカー、地域住民にとって便利な店舗が配置されています。また、歩行者動線の要であるキング軸沿いに位置しており、敷地内には緑豊かな広場（公開空地）が設けられ、人々が憩い、賑わいを生み出す空間となっています。さらに、横浜駅方面にアクセスする歩行者デッキ「みなとみらい歩道橋」と2階部分で接続しており、周辺エリアとのアクセスも良好です。
横浜グランゲートの3階から18階は、ソニーグループの事業所「ソニーシティみなとみらい」として利用されています。この施設は、ソニーグループのカメラ（映像機器）・イメージング事業などに関連する事業所を集約し、研究開発 (R&D) 拠点として機能しています。従業員数は3000〜4000人規模を想定しており、カメラ事業だけでなく、ディスプレイ製品（プロジェクタを含む）やメディカル関連機器などの研究開発も行われています。また、様々な企業の研究開発拠点が集積する地域の特性を生かし、企業間連携やオープンイノベーションも積極的に推進しています。
当初は2020年10月から順次入居・稼働予定でしたが、移転完了に伴う事業開始時期は2021年3月となりました。当初計画では、ソニーグループのカメラ・イメージング事業を担当していたソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ（SIPS）の本社機能も移転予定でしたが、2021年4月1日にグループ他社と統合し消滅したため、実質的には同事業などの拠点整備に留まっています。さらに、ソニーの特例子会社であるソニー希望・光も2020年12月にソニーシティみなとみらい内に事業所を開設しました。
横浜グランゲートの低層部（1階〜2階）には、商業テナント、カンファレンス施設、託児施設が入居しています。
商業テナント (1-2F)
2021年5月以降、飲食店やショールームなどが順次入居しています。
1F
福満園（四川麻辣料理・餃子専門店/2021年5月オープン）
Brasserie 024 （カジュアルフレンチレストラン/2021年6月オープン）
GRANDELA（フレンチ焼肉店/2021年8月オープン）
鞄工房山本・香久山鞄（ランドセル・鞄販売/2022年1月オープン）
サンワカンパニー 横浜スマートショールーム（キッチン・水回りの無人スマートショールーム/2022年3月オープン）
オープンハウス・アーキテクト「LIFE DESIGN PARKみなとみらい」（キッチン・住宅設備などのショールーム/2022年2月オープン）
保険製作所 横浜みなとみらい（保険関連サービス案内/2022年2月オープン）
2F
ホテルショコラ（チョコレートショップ・カフェ/2021年8月オープン）
託児施設 (1F)
ニチイキッズMM新高島保育園（運営：ニチイ学館/企業主導型保育事業/2020年8月開園）
カンファレンス施設 (2F)
TKPガーデンシティPREMIUM横浜駅新高島（管理・運営：ティーケーピー/2020年4月オープン）
災害・非常時には、帰宅困難者対策として広場やカンファレンススペースを最大限に開放し、災害備蓄品や情報の提供を行う方針です。
公共交通機関 (鉄道)
みなとみらい線
新高島駅直上
みなとみらい駅（1:グランモール口）より徒歩約10分
JR
* 横浜駅より徒歩約7分（みなとみらい歩道橋などペデストリアンデッキ経由）
その他
横浜グランゲートは、みなとみらい地区のペデストリアン軸であるキング軸とグランモール軸が交差する場所に位置しています。また、横浜駅からの歩行者デッキ「みなとみらい歩道橋」と接続しており、横浜シンフォステージなどの周辺開発エリアともデッキで繋がっています。将来的に、さらに先の高島中央歩道橋までデッキが延伸され、一体的な歩行者ネットワークが整備される予定です。
横浜グランゲートは、オフィスワーカーだけでなく、地域住民にも開かれた、みなとみらい地区のランドマークとして、その役割を果たしています。
概要
2016年3月、清水建設がみなとみらい地区54街区の開発事業予定者に決定しました。横浜グランゲートは、清水建設が同地区で手がけた「横浜アイマークプレイス」に続く、大規模賃貸オフィスビル開発計画の第2弾として位置づけられています。総投資額は約550億円に及び、2017年3月には国土交通大臣による民間都市再生事業計画に認定されました。
2017年8月に着工し、2020年2月に竣工、同年4月に開業しました。このビルのコンセプトは「次世代ワークプレイスの創造」であり、研究開発施設やショールームなど、多様なニーズに対応できるオフィス空間を提供しています。環境対策と事業継続性を両立させる「ecoBCP」機能を重視し、全館LED照明やコージェネレーションシステムの導入、エネルギー可視化システム（BEMS）の導入、免震構造の採用など、最新技術を積極的に取り入れています。また、非常用発電設備を備え、停電時には専用部および共用部に約7日間の電力を供給できます。これらの環境性能と室内環境性能により、CASBEE横浜のSランク、LEEDゴールド認証、WELL認証を取得しています。
低層部には、カンファレンススペースやオフィスワーカー、地域住民にとって便利な店舗が配置されています。また、歩行者動線の要であるキング軸沿いに位置しており、敷地内には緑豊かな広場（公開空地）が設けられ、人々が憩い、賑わいを生み出す空間となっています。さらに、横浜駅方面にアクセスする歩行者デッキ「みなとみらい歩道橋」と2階部分で接続しており、周辺エリアとのアクセスも良好です。
ソニーシティみなとみらい
横浜グランゲートの3階から18階は、ソニーグループの事業所「ソニーシティみなとみらい」として利用されています。この施設は、ソニーグループのカメラ（映像機器）・イメージング事業などに関連する事業所を集約し、研究開発 (R&D) 拠点として機能しています。従業員数は3000〜4000人規模を想定しており、カメラ事業だけでなく、ディスプレイ製品（プロジェクタを含む）やメディカル関連機器などの研究開発も行われています。また、様々な企業の研究開発拠点が集積する地域の特性を生かし、企業間連携やオープンイノベーションも積極的に推進しています。
当初は2020年10月から順次入居・稼働予定でしたが、移転完了に伴う事業開始時期は2021年3月となりました。当初計画では、ソニーグループのカメラ・イメージング事業を担当していたソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ（SIPS）の本社機能も移転予定でしたが、2021年4月1日にグループ他社と統合し消滅したため、実質的には同事業などの拠点整備に留まっています。さらに、ソニーの特例子会社であるソニー希望・光も2020年12月にソニーシティみなとみらい内に事業所を開設しました。
低層部テナント
横浜グランゲートの低層部（1階〜2階）には、商業テナント、カンファレンス施設、託児施設が入居しています。
商業テナント (1-2F)
2021年5月以降、飲食店やショールームなどが順次入居しています。
1F
福満園（四川麻辣料理・餃子専門店/2021年5月オープン）
Brasserie 024 （カジュアルフレンチレストラン/2021年6月オープン）
GRANDELA（フレンチ焼肉店/2021年8月オープン）
鞄工房山本・香久山鞄（ランドセル・鞄販売/2022年1月オープン）
サンワカンパニー 横浜スマートショールーム（キッチン・水回りの無人スマートショールーム/2022年3月オープン）
オープンハウス・アーキテクト「LIFE DESIGN PARKみなとみらい」（キッチン・住宅設備などのショールーム/2022年2月オープン）
保険製作所 横浜みなとみらい（保険関連サービス案内/2022年2月オープン）
2F
ホテルショコラ（チョコレートショップ・カフェ/2021年8月オープン）
託児施設 (1F)
ニチイキッズMM新高島保育園（運営：ニチイ学館/企業主導型保育事業/2020年8月開園）
カンファレンス施設 (2F)
TKPガーデンシティPREMIUM横浜駅新高島（管理・運営：ティーケーピー/2020年4月オープン）
災害・非常時の対応
災害・非常時には、帰宅困難者対策として広場やカンファレンススペースを最大限に開放し、災害備蓄品や情報の提供を行う方針です。
アクセス
公共交通機関 (鉄道)
みなとみらい線
新高島駅直上
みなとみらい駅（1:グランモール口）より徒歩約10分
JR
* 横浜駅より徒歩約7分（みなとみらい歩道橋などペデストリアンデッキ経由）
その他
横浜グランゲートは、みなとみらい地区のペデストリアン軸であるキング軸とグランモール軸が交差する場所に位置しています。また、横浜駅からの歩行者デッキ「みなとみらい歩道橋」と接続しており、横浜シンフォステージなどの周辺開発エリアともデッキで繋がっています。将来的に、さらに先の高島中央歩道橋までデッキが延伸され、一体的な歩行者ネットワークが整備される予定です。
横浜グランゲートは、オフィスワーカーだけでなく、地域住民にも開かれた、みなとみらい地区のランドマークとして、その役割を果たしています。
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