みなとみらい歩道橋

みなとみらい歩道橋について

みなとみらい歩道橋は、神奈川県横浜市西区のみなとみらい地区に位置し、栄本町線（みなとみらい大通り）上に架かる歩行者専用の橋です。2010年3月23日に開通し、地域の人々の移動を快適にするために重要な役割を果たしています。建設段階では「MM8号交差点デッキ」という仮称で呼ばれていました。

概要

開通当初、歩道橋は日産自動車グローバル本社の2階部分から二方向に分岐していました。一つはみなとみらい地区54街区（新高島駅周辺）方面、もう一つは富士ゼロックスR&Dスクエア（現在の富士フイルムビジネスイノベーション横浜みなとみらい事業所）方面です。その後、2019年には三つ目の分岐として、56街区（京急グループ本社）方面への延伸が行われました。

この歩道橋は、日産グローバル本社内の「NISSANウォーク」や、帷子川上に架かる「はまみらいウォーク」と接続しており、横浜駅東口（横浜新都市ビル）まで地上2階レベルでの歩行者動線を確保しています。さらに、栄本町線の「とちのき通り西交差点」上を横断する歩道橋としての機能も兼ね備えています。

分岐するデッキ

日産グローバル本社（66街区）から、以下の三方向に分岐しています。みなとみらい地区の街区については、「横浜みなとみらい21#50-67街区（新高島駅方面）」も参照してください。

66 - 54デッキ: 新高島駅方面へ伸び、横浜グランゲート（54街区）に接続
66 - 65デッキ: 臨港パーク方面へ伸び、富士フイルムビジネスイノベーション横浜みなとみらい事業所（65街区）に接続
66 - 56デッキ: 京急グループ本社（56-1街区）に接続

設備

歩道橋には、地上からアクセスできる3基のエレベーター（運転時間：7時〜20時）と、日産グローバル本社2階部分からのエスカレーター（上り下り合わせて3基）が設置されています。これらの設備は、歩道橋開通直後には利用できず、2010年4月1日から運行が開始されました。

また、開通から約3年後の2012年9月から2013年3月にかけて、歩道橋上の歩行者通路に屋根を設置する工事が行われ、利用者の快適性が向上しました。

デッキ延伸計画

66 - 56デッキ（分岐新設）

当初は54街区と65街区方面への二股分岐でしたが、56街区周辺の開発進展を見据え、同街区へのデッキ延伸が計画されていました。2019年9月に京急グループ本社が56-1街区に完成したことを受け、同本社ビルに直結する新しいデッキが整備されました。

66 - 54デッキ（延伸）

新高島駅周辺（52-54街区一帯）の開発が遅れていたため、54街区方面のデッキは以前は途切れていましたが、清水建設による賃貸オフィスビル「横浜グランゲート」が2020年2月に完成したことに伴い、デッキが延伸され、同ビルと接続されました。

ギャラリー

[歩道橋の写真1]
[歩道橋の写真2]
[歩道橋の写真3]
[歩道橋の写真4]
[歩道橋の写真5]
[歩道橋の写真6]
[歩道橋の写真7]
[歩道橋の写真8]
[歩道橋の写真9]
[歩道橋の写真10]
[歩道橋の写真11]
[歩道橋の写真12]

関連情報

ペデストリアンデッキ
横断歩道橋
都市再生機構（UR都市機構）神奈川地域支社 - 歩道橋の事業主体
エイト日本技術開発 - 歩道橋の工事監督業務・品質管理担当
リバースチール - 歩道橋の屋根設置工事施工

外部リンク

* 「みなとみらい歩道橋」が開通しました！〈アーカイブ〉（横浜市都市整備局みなとみらい21推進課）

もう一度検索