横浜市立大学附属病院

公立大学法人横浜市立大学附属病院

公立大学法人横浜市立大学附属病院は、神奈川県横浜市金沢区に位置する医療機関であり、横浜市立大学の運営による病院です。この病院は特定機能病院に認定されており、高度な医療サービスを提供しています。

診療部門

病院では、以下の様々な診療科が用意されています。

• - 総合診療科
• - 内科系（リウマチ・血液・感染症内科、呼吸器内科、循環器内科、腎臓・高血圧内科、消化器内科、内分泌・糖尿病内科、脳神経内科、脳卒中科など）
• - 精神科（児童精神科を含む）
• - 小児科
• - 外科系（心臓血管外科、消化器外科、呼吸器外科、乳腺・甲状腺外科、整形外科など）
• - その他専門科（皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科など）

このように、多岐にわたる診療科を揃え、地域に根ざした医療を提供しています。

実施している医療サービス

当院は、保険医療機関として、労災保険や精神通院医療など、さまざまな医療サービスを当たり前に行なっています。また、県内の他の医療機関と連携しながら、患者様の診療にあたっています。

さらに、当病院では、特定疾患の治療や、地域における周産期医療センター、認知症疾患医療センターなどの機能も持ち合わせています。これにより、特定の病気や症状に関する専門的な医療を、ノンストップで提供することが可能です。

知っておくべき歴史

病院には、過去にいくつかの問題や医療事故が発生した歴史があります。例えば、1967年に特別食を摂取した入院患者36人が食中毒の症状を訴えたり、1999年には患者の取り違え事故が起こりました。また、2012年には患者の死因に関連して情報共有不足から事故が発生するなど、医療の質向上に向けた課題も多く抱えています。

最近の事例として、2019年に泌尿器科医師が個人情報を誤って漏洩させたことが挙げられます。病院はこれらの事例を教訓とし、今後の医療サービス向上に努めています。

アクセス方法

ともに、アクセスも非常に便利です。金沢シーサイドラインの市大医学部駅と直結しているほか、京急電鉄京急本線の金沢文庫駅から路線バスも運行されています。さらに、車では国道357号線を通ることができ、首都高速湾岸線や横浜横須賀道路からもアクセスしやすい立地です。

結び

公立大学法人横浜市立大学附属病院は、高度な医療と多様な診療科を整えています。老朽化した施設の問題もあり、米軍から受けた土地の返還を受けて新しい施設へ移転する計画が立てられており、今後も地域医療の発展に貢献することが期待されています。

もう一度検索