武井観光

有限会社武井観光

概要

武井観光は、2002年に設立された千葉県に拠点を置くバス事業者です。設立当初は貸切バス事業を専門としていましたが、2013年7月の新高速バス制度施行に伴い、高速バス事業へ参入しました。当初は「アミー号」の受託運行を主に行っていましたが、2021年には自社ブランドの高速バス「かごたびライナー」の運行を開始し、事業を拡大しています。

沿革

2002年1月：会社設立。
2012年7月14日：東京営業所開設。
2013年7月：新高速バス制度施行に伴い、高速路線バス「アミー号」の受託運行を開始。
2018年1月：新社屋完成。
2021年12月16日：高速路線バス「かごたびライナー」の運行開始。

事業所

本社：千葉県千葉市若葉区坂月町323-4
東京営業所：東京都江東区東雲1-6-23

高速乗合バス

武井観光は、「アミー号」と「かごたびライナー」の2つのブランドで高速バスを運行しています。

アミー号

「アミー号」は、主に千葉県・東京都と関西方面を結ぶ路線を運行しています。元々はアミイファクトが主催する都市間ツアーバスでしたが、高速乗合バスに移行しました。車両は、通常便では化粧室なしの4×10列シート、その他の路線では化粧室なしの11列または12列シートの車両を使用しています。

主な運行ルート:

関東 - 関西便:
海浜幕張駅（通常便のみ）、バスターミナル東京八重洲、バスタ新宿、横浜駅（季節便のみ） - 南草津駅、京都駅八条口、大阪梅田、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（通常便のみ）
関東 - 名古屋便:
海浜幕張駅（通常便のみ）、バスターミナル東京八重洲、バスタ新宿、横浜駅 （季節便のみ）- 名古屋南ささしまライブ

かごたびライナー

「かごたびライナー」は、武井観光が自社で運行する高速バスです。岡山・広島便と米沢・山形便の2路線を運行しています。岡山・広島便は化粧室なしの4×10列シート車、米沢・山形便は化粧室なしの4×12列シート車を使用しています。どちらの路線もセパレートカーテンとUSBポートが設置されており、快適な移動をサポートします。繁忙期には続行便や直行便が運行されることもあり、その際は座席仕様が異なる場合があります。

主な運行ルート:

岡山・広島便:
千葉駅、海浜幕張（広島直行便のみ）、東京駅鍛冶橋駐車場 - 岡山駅西口（広島直行便は通過）、バスステーション広島駅北口
休憩停車箇所（下り）：海老名サービスエリア、遠州森町パーキングエリア、土山サービスエリア、白鳥パーキングエリア、道口パーキングエリア
休憩停車箇所（上り）：道口パーキングエリア、三木サービスエリア、湾岸長島パーキングエリア、清水パーキングエリア
米沢・山形便:
千葉駅、海浜幕張駅、西船橋駅、東京駅鍛冶橋駐車場 - 米沢駅東口、道の駅やまがた蔵王、山形駅西口
休憩停車箇所：佐野サービスエリア、安達太良サービスエリア

受託運行

武井観光は、自社運行便の他に、2024年2月末頃まで杉崎観光バスの北陸便および関西便の受託運行も行っていました。

車両

武井観光は、日野自動車と三菱ふそうトラック・バス製の車両を保有しています。三菱ふそうトラック・バス製のMS06型エアロクィーンの量産第一号車が同社に導入されていることは特筆すべき点です。

脚注

関連項目
杉崎観光バス：季節・日程により北陸便を受託運行。
山一サービス：武井観光と同じくアミー号の関西 - 関東便を運行。
ツアーバス
外部リンク
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