武佐駅 (北海道)

武佐駅（むさえき）

武佐駅は、北海道釧路市武佐4丁目56-2に位置する、北海道旅客鉄道（JR北海道）根室本線（花咲線）の駅です。駅番号は設定されていません。 釧路市東部の新興住宅地の利便性向上を目的に新設されました。

歴史

1988年（昭和63年）3月13日：JR北海道の駅として開業。当初から旅客のみを取り扱う駅でした。
1994年（平成6年）3月15日：東釧路駅の無人化に伴い、派遣職員による出札業務が終了しました。

駅名の由来

駅名は所在地名に由来します。「武佐」の地名はアイヌ語の「モサ（mosa）」に由来するとされていますが、その語源や意味は明確には分かっていません。一説には、アイヌ語研究者のジョン・バチェラーが「モサ」「モセ」「ムセ」を「イラクサ」の意味としており、武佐もこれに由来すると考えられています。アイヌ文化では、イラクサの皮から繊維を取り出し、「レタルペ」という着物を作っていました。

駅構造

武佐駅は、単式ホーム1面1線を有する地上駅です。ホームは比較的コンパクトで、列車との距離が近いです。 釧路駅が管理する無人駅であり、駅舎には待合スペースと、かつて切符販売が行われていた窓口があります。

利用状況

近年の乗車人員は減少傾向にあります。かつては新興住宅地の住民の足として利用されていましたが、過疎化や自動車の普及により、利用者が減少しています。詳細な乗車人員の推移は以下の通りです。

（データは省略）

駅周辺

駅の北側は原野が広がっていますが、南側は新興住宅街となっています。駅のすぐ近くには武佐の森という市民公園があり、市民の憩いの場として親しまれています。かつては北海道釧路星園高等学校の最寄り駅でしたが、2009年3月に閉校しました。

駅周辺の主な施設は以下の通りです。

釧路若草郵便局
釧路市立武佐小学校
武佐川
春採湖
くしろバス「武佐団地入口」停留所

隣の駅

北海道旅客鉄道（JR北海道）
根室本線（花咲線）

東釧路駅 (B54) - 武佐駅 - 別保駅

脚注

出典

JR北海道

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

* 武佐｜駅の情報検索（時刻表・バリアフリー）｜鉄道・きっぷ｜JR北海道- Hokkaido Railway Company

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