武漢地下鉄4号線

武漢地下鉄4号線は、中華人民共和国湖北省武漢市内を走る重要な地下鉄路線です。洪山区の武漢火車站駅から漢陽区の黄金口駅までを結び、武漢市の東西を結ぶ主要な交通手段としての役割を担っています。

概要

4号線は二段階に分けて建設されました。第1期区間は2013年12月28日に開業し、第2期区間は2014年12月28日に開業しました。ラインカラーは■芳草緑で、これは漢陽の美しい風景を歌った唐代の詩人、崔顥の「晴川歴歴漢陽樹、芳草萋萋鸚鵡洲」という詩句に由来しています。

第1期区間

2013年12月28日に開業した第1期区間は、武昌駅から武漢駅までの15駅、全長16.488キロメートルを地下路線で結んでいます。この区間は、武漢地下鉄2号線との乗り換えが可能な中南路駅を含みます。

第2期区間

2014年12月28日に開業した第2期区間は、黄金口から長江をトンネルで渡り、第1期区間の武昌駅に接続します。この区間は全長16.85キロメートルで、そのうち3.2キロメートルが高架区間、13.5キロメートルが地下区間となっています。13駅のうち、高架駅が2駅、地下駅が11駅です。

駅一覧

(駅間キロ数の出典は省略)

4号線の中南路駅と洪山広場駅では、2号線との乗り換えが可能です。中南路駅は同一方向への乗り換え、洪山広場駅は逆方向への乗り換えとなります。

使用車両

4号線第1期区間では、中国株洲電力機車有限公司が製造したB形車両を6両編成で使用しています。将来、第2期区間の運営開始に合わせて、新しい車両が導入される予定があります。4号線で使用されているB形車両は1号線で使用されている車両を改良したもので、騒音レベルを下げるために消音スピーカーが採用されています。

歴史

2013年12月28日：第1期区間が開業。
2014年12月28日：第2期区間が開業。

武漢地下鉄4号線