水沢町 (四日市市)
三重県四日市市水沢町
水沢町は、三重県四日市市の南西端に位置する町丁です。かつては水沢村として存在し、その歴史は古く、豊かな自然に囲まれた地域です。
地理
水沢町は、四日市市の南西端、内部川の上流左岸に位置し、鈴鹿山脈の麓に広がっています。この地域は、伊勢茶の栽培が盛んで、町内には多くの茶畑が点在しています。また、酪農も盛んで、四日市市営のふれあい牧場もあります。紅葉の名所として知られる宮妻峡や楓渓は、秋には多くの観光客で賑わいます。夏場には、鈴鹿山脈への登山口としても利用され、登山客にも人気です。
隣接する地域
滋賀県との境界には、宮越山がそびえ立ち、町の東端を国道306号が南北に縦断しています。また、町の中部には三重県道44号宮妻峡線、北端には三重県道752号茶屋町湯の山停車場線が通り、さらに、三重県道11号四日市関線と三重県道632号水沢本町采女線が、それぞれ鈴鹿市方面と四日市市南東部へと延びています。
山岳
- - 水沢山（水沢峠）
- - 宮越山
湖沼
- - 千歳池
- - 大谷池
- - 大門池
河川
- - 内部川
- - 水沢谷川
- - 川戸川
- - 大谷川
通称町名
- - 北谷町
- - 三本松町
- - 水沢谷町
- - 水沢茶屋町
- - 水沢中谷町
- - 水沢野田町
- - 水沢東町
- - 水沢本町
- - 西條町
- - 宮妻町
- - 横堀町
- - 四ツ谷町
歴史
水沢町の歴史は古く、幕末時点では三重郡水沢村でした。当時は菰野藩の領地であり、明治時代に入ると、廃藩置県を経て、安濃津県、そして三重県へと管轄が変わりました。
歴史年表
- - 幕末：三重郡水沢村として菰野藩領
- - 1871年（明治4年）：廃藩置県により菰野県の管轄
- - 1872年（明治4年）：第1次府県統合により安濃津県の管轄
- - 1872年（明治5年）：安濃津県が三重県に改称
- - 1889年（明治22年）：町村制施行により水沢村として自治体を形成
- - 1957年（昭和32年）：水沢村が四日市市に編入、水沢町となる
世帯数と人口
2019年（令和元年）7月1日現在、水沢町の世帯数と人口は以下の通りです。
（データは省略）
学区
水沢町の市立小・中学校の学区は以下の通りです。
（データは省略）
廃校
- - 水沢中学校
交通
バス
三重交通が以下の路線を運行しています。
- - 水沢（室山）線
- 62系統：JR四日市 - 近鉄四日市 - 日永駅前 - 室山 - 高花平 - 水沢本町 - 椿大神社
- - 水沢（笹川）線
道路
- - 国道306号
- - 三重県道11号四日市関線
- - 三重県道44号宮妻峡線
- - 三重県道115号鈴鹿宮妻峡線（町内では県道11号と重複）
- - 三重県道632号水沢本町采女線
- - 三重県道752号茶屋町湯の山停車場線
鉄道
町内には鉄道が通っておらず、最寄りの駅は菰野町の近鉄湯の山線菰野駅、中菰野駅、または大羽根園駅です。四日市市内では、四日市あすなろう鉄道八王子線西日野駅が利用可能です。
施設
神社仏閣
- - 足見田神社
- - 愛宕神社
- - 多度神社
- - 白山神社
- - 神護山青龍寺
- - 一乗寺
- - 妙照寺
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- - 宮妻峡
- - 楓渓
その他
日本郵便
- - 郵便番号：512-1105（集配局：四日市西郵便局）
脚注
（省略）
参考文献
関連項目
外部リンク
- - 四日市市
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