江津駅

江津駅（ごうつえき）

江津駅は、島根県江津市江津町に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）山陰本線の駅です。かつては三江線が乗り入れていましたが、2018年に廃止されました。

歴史

1920年（大正9年）12月25日：石見江津駅（いわみごうつえき）として開業。当時は北陸本線に郷津駅（ごうづ）が存在したため、「石見」を冠していました。
1930年（昭和5年）4月20日：三江北線（後の三江線）が開通し、乗換駅となりました。
1957年（昭和32年）7月：2代目駅舎が竣工しました。
1970年（昭和45年）6月1日：郷津駅の廃止に伴い、江津駅に改称されました。
1971年（昭和46年）4月19日：全国植樹祭に出席した天皇、皇后が乗車するお召し列車が運行されました。
1973年（昭和48年）7月10日：貨物列車で塩酸が噴出する事故が発生し、多数の負傷者が出ました。
1975年（昭和50年）8月31日：三江北線が三江線の一部となりました。
1986年（昭和61年）11月1日：荷物扱いが廃止されました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となりました。
1997年（平成9年）3月22日：貨物列車設定が廃止されました。
2006年（平成18年）4月1日：JR貨物の駅が廃止され、貨物取扱が終了しました。
2018年（平成30年）4月1日：三江線が廃止されました。
2023年（令和5年）2月28日：みどりの窓口営業が終了しました。
2023年（令和5年）3月1日：みどりの券売機プラスが導入されました。

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線の地上駅です。1番のりばは駅舎に直結しており、2・3番のりばへは跨線橋で連絡しています。

かつては日本製紙ケミカル江津事業所への専用線が延びていました。

浜田鉄道部が管理する直営駅で、早朝・夜間は無人となります。自動券売機・みどりの券売機プラスが設置されています。

のりば


※三江線列車は3番のりばを使用していました。山陰本線の上下共用待避線としての役割も担っていましたが、現在は定期的な待避は行われていません。一部の下り列車が3番のりばを使用することがあります。

朝には当駅始発の浜田方面行列車があります。また、浜田発の最終列車が当駅止まりとなる便も設定されています。

利用状況

2022年度の1日平均乗車人員は201人です。

駅周辺

駅前には郵便局や銀行がありますが、商業施設は山陰道沿いに移転しつつあります。

バス乗り場

石見交通と江津市生活バスの路線が乗り入れています。

石見交通：江津市内線、江津川本線、周布江津線、大田江津線、波積線
江津市生活バス：江津有福線
高速バス：浜田道エクスプレス大阪号（大阪行き）

その他

三江線の各駅には石見神楽の演目名にちなんだ愛称が付けられており、当駅の愛称は「八十神」でした。

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）

山陰本線：浅利駅 - 江津駅 - 都野津駅
* 三江線（廃止）：江津駅 - 江津本町駅

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