沖縄県道42号線

沖縄県道42号線：県庁前通りの詳細

沖縄県道42号線は、那覇市泉崎を起点とし、久茂地に至る全長約700mの一般県道です。この短い区間には、沖縄県庁をはじめとする主要な施設が集中しており、「県庁前通り」という愛称で広く知られています。県庁前通りは、那覇市の中心部を南北に貫き、県民の日常生活や経済活動を支える重要な役割を担っています。

概要

起点: 那覇市泉崎（沖縄県道221号那覇内環状線・沖縄県道222号真地泉崎線）
終点: 那覇市久茂地（国道58号・那覇市道松山通り）
総延長: 698m
実延長: 679m

路線状況

この県道は、那覇市の中心部を縦断しており、多くの道路や公共交通機関と交差しています。

交差する道路

沖縄県道221号那覇内環状線（ハーバービュー通り、起点）
沖縄県道222号真地泉崎線（ハーバービュー通り、起点、県道221号と重複）
沖縄県道39号線（那覇市久茂地パレット久茂地前交差点）
国道58号（終点）
松山通り（那覇市道、終点）

交差する鉄道

沖縄都市モノレール（ゆいレール）
県庁前駅（那覇市久茂地）


道路愛称

県庁前通り（起点 - 県庁前交差点）
御成橋通り（県庁前交差点 - 終点）

主要施設

沿線には、沖縄県の行政、経済、文化の中心となる施設が多数存在します。

沖縄県庁舎（那覇市泉崎）
沖縄県警察本部
パレットくもじ（那覇市久茂地）
リウボウ（デパート）
ゆうちょ銀行那覇支店（美栄橋郵便局と併設）
沖縄銀行本店
みずほ銀行那覇支店
沖縄タイムス

以前あった施設

琉球政府庁舎（旧沖縄県庁舎、1986年解体）
立法院棟（旧沖縄県議会棟、1992年解体）
那覇警察署（1988年移転）
琉球銀行本店（2020年仮移転）

路線バス

この県道は、那覇市内を網羅する路線バスの主要ルートでもあります。県庁前、パレットくもじ前、沖銀本店前、琉銀本店前の4ヶ所のバス停があり、多くの路線が利用可能です。特に、日曜日午後の国際通りトランジットモール実施時には、一部路線が当県道を経由する場合があります。

全区間通る路線

2番・識名開南線（那覇バス）
11番・安岡宇栄原線（那覇バス）
14番・牧志開南循環線（那覇バス）
45番・与根線（那覇バス）

県庁前通りのみを通る路線

6番・那覇おもろまち線（那覇バス）
12番・国場線（那覇バス）
101番・平和台安謝線（那覇バス）

日曜日午後のみ通る路線

25番・那覇普天間線（那覇バス）
56番・浦添線（琉球バス交通）
90番・知花（バイパス）線（琉球バス交通）
97番・琉大（首里）線（那覇バス）
98番・琉大（バイパス）線（琉球バス交通）
125番・普天間空港線（那覇バス）
256番・浦添てだこ線（琉球バス交通）

御成橋通りのみを通る路線

1番・首里牧志線（那覇バス）
5番・識名牧志線（那覇バス）
7番・首里城下町（久茂地）線（沖縄バス）
9番・小禄石嶺線（那覇バス）
15番・寒川線（那覇バス）
20番・名護西線（琉球バス交通・沖縄バス）
21番・新都心具志川線（琉球バス交通）
23番・具志川線（琉球バス交通）
24番・那覇大謝名線（琉球バス交通）
26番・宜野湾空港線（琉球バス交通）
27番・屋慶名（大謝名）線（沖縄バス）
28番・読谷（楚辺）線（琉球バス交通・沖縄バス）
29番・読谷（喜名）線（琉球バス交通・沖縄バス）
30番・泡瀬東線（東陽バス）
32番・コンベンションセンター線（沖縄バス）
43番・北谷線（沖縄バス）
47番・てだこ線（沖縄バス）
50番・百名（東風平）線（琉球バス交通）
52番・与勝線（沖縄バス）
63番・謝苅線（琉球バス交通）
77番・名護東（辺野古）線（沖縄バス）
80番・与那城線（沖縄バス）
87番・赤嶺てだこ線（沖縄バス）
92番・那覇～イオンモール線（沖縄バス）
99番・天久新都心線（琉球バス交通）
110番・長田具志川線（琉球バス交通）
120番・名護西空港線（琉球バス交通・沖縄バス）
200番・糸満おもろまち線（沖縄バス）
235番・志多伯おもろまち線（沖縄バス）
309番・大里結の街線（沖縄バス）
331番・急行バス（久茂地経由）（東陽バス）
334番・国立劇場おきなわ線（沖縄バス）
339番・南城結の街線（沖縄バス）
385番・サンエーパルコシティー線（沖縄バス）
777番・急行バス（屋慶名）線（沖縄バス）
888番・やんばる急行バス 空港線
TK01・ハーレーエクスプレス（東京バス）
TK02・ウミカジライナー（東京バス）

日曜日の午後のみ県庁前交差点 - 御成橋間を通る路線

4番・新川おもろまち線（那覇バス）
333番・那覇西原（儀保経由）線（那覇バス）
346番・那覇西原（鳥堀経由）線（那覇バス）

歴史

沖縄県道42号線は、その歴史の中で数々の変遷を遂げてきました。

1953年: 琉球政府道政庁那覇港線として指定
1965年: 琉球政府道42号線となる
1972年: 本土復帰に伴い県道42号線となる
1986年: 旧沖縄県庁舎が取り壊される
1988年: 那覇警察署が移転
1990年: 現在の沖縄県庁舎（行政棟）が完成
1991年: パレットくもじが完成
2003年: 沖縄都市モノレール開業
* 2021年: 県道221号との重複区間となる

沖縄県道42号線は、那覇市の発展と共に歴史を刻み、現在も多くの人々に利用され続けています。

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