河辺駅

河辺駅 (かべえき)

河辺駅は、東京都青梅市河辺町五丁目に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）青梅線の駅です。駅番号はJC60。青梅線のほぼ中間に位置し、青梅市内の主要駅の一つとして機能しています。

歴史

1927年（昭和2年）2月20日：青梅鉄道（後の青梅電気鉄道）の駅として開業。旅客および貨物の取り扱いを開始。
1944年（昭和19年）4月1日：青梅電気鉄道が戦時買収私鉄に指定され国有化。運輸通信省青梅線の駅となる。
1972年（昭和47年）1[[2月1日]]：橋上駅舎が完成。
1980年（昭和55年）1月1日：貨物の取り扱いを廃止。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物扱いを廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となる。
1995年（平成7年）1[[2月20日]]：自動改札機を設置し、供用開始。
2001年（平成13年）11月18日：ICカード「Suica」の利用が可能となる。
2017年（平成29年）2月14日：東京圏輸送管理システム（ATOS）を導入。
2021年（令和3年）
1月6日：みどりの窓口の営業を終了。
2月1日：業務委託化。
2023年（令和5年）3月18日：3番線の供用を開始。

駅構造

JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託している、青梅駅管理の業務委託駅です。単式ホームと島式ホームを合わせた2面3線の地上駅で、橋上駅舎を有しています。

元々は島式ホーム1面2線の構造でしたが、中央線・青梅線へのグリーン車導入に伴うホームの12両化に対応するため、3番線ホームが増設されました。2023年3月18日のダイヤ改正より、増設されたホームの供用が開始されています。供用開始に先立ち、同年1月29日から既存ホームの番号が改番され、上り線が2番線から1番線、下り線が1番線から2番線に変更されました。2024年10月13日からは、快速電車・青梅線における12両編成の運転が一部列車で開始されました。

出口は北口と南口の2箇所にあります。北口は三角屋根が特徴的な堂々とした構えで、駅のメインの出入口となっています。一方、南口は北口から跨線橋が伸びただけのシンプルな構造です。南口の旧駅舎は、橋上駅舎移行後は手荷物取扱所として使用されていましたが、1990年代に店舗に改装され、マクドナルドやロッテリアが営業していました。ロッテリア閉店後は空き店舗となっています。

駅構内には、バリアフリー施設として、出入口と改札外コンコース間、および改札内コンコースとホーム間を結ぶエスカレーターとエレベーターが設置されています。また、北口にあるペデストリアンデッキにもエレベーターが設置されています。

駅には指定席券売機と自動改札機が設置されています。

のりば

（出典：JR東日本:駅構内図）

平日の朝と夜間、土曜・休日の朝には、当駅始発の立川方面行き列車が設定されています。また、平日には特急「おうめ」が停車します。駅構内には留置線も敷設されています。

利用状況

2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は12,079人です。1990年度以降の1日平均乗車人員は以下の通り推移しています。

（データは省略）

駅周辺

駅の北側には青梅街道が、南側には奥多摩街道が走っています。

再開発事業

北口では、住宅展示場と駐車場跡地に河辺タウンビルが建設され、駅前整備も並行して行われました。河辺タウンビルのA棟にはイオンスタイルが、B棟にはドコモショップ、ロッテリア、河辺温泉「梅の湯」がオープンしました。2008年3月1日には青梅市中央図書館も開館しています。さらに、2011年9月1日には青梅河辺温泉デイサービスセンター湯梅の郷が開設され、東京都初の天然温泉デイサービスセンターとして注目されています。

公共施設

青梅警察署（北口）
青梅消防署（北口）
青梅税務署（南口）
東京都青梅合同庁舎（南口）
青梅市中央図書館（北口、河辺タウンビル内）
青梅市総合体育館（南口）
青梅市立総合病院（南口）

観光地

塩船観音寺（北口）

教育機関

青梅市立霞台中学校
青梅市立若草小学校
青梅市立河辺小学校

商業施設

西友 河辺店（北口）
イオンスタイル河辺（北口）
オザム 河辺店（北口）

金融機関

西武信用金庫 河辺支店
青梅信用金庫 河辺支店
りそな銀行 河辺支店
東京厚生信用組合 青梅支店

バス路線

（詳細なバス路線については省略）

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

青梅線

特急「おうめ」停車駅
■特別快速「ホリデー快速おくたま」：通過（青梅マラソン大会、塩船観音寺「つつじまつり」期間中は臨時停車）
■通勤特快（平日上りのみ）・■青梅特快・■通勤快速（平日下りのみ）・■快速・■各駅停車（以上はいずれも青梅線内は各駅に停車）
小作駅 (JC 59) - 河辺駅 (JC 60) - 東青梅駅 (JC 61)

脚注

（脚注の内容は省略）

外部リンク

駅の情報（河辺駅）：JR東日本

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