津軽令和大橋

津軽令和大橋

津軽令和大橋は、青森県北津軽郡中泊町長泥地区の岩木川に架かる青森県道43号五所川原車力線の橋梁です。

概要

津軽令和大橋は、つがる市車力地区の青森県道12号鰺ケ沢蟹田線と中泊町中里地区の国道339号のアクセス強化を目的に建設されました。この橋は、青森県道43号五所川原車力線道路改良工事の一環として建設され、当初は第二津軽大橋という仮称で事業が開始されました。この仮称は、改良工事全体の総称としても使用されていました。

2019年10月29日に橋梁名称が津軽令和大橋に正式決定し、翌年の2020年10月20日に開通しました。橋長は600メートルで、岩木川に架かる橋梁の中で最長を誇ります。また、青森県が管理する橋梁として、「令和」の名を冠する初の橋でもあります。

橋梁のデータ

架橋箇所: 青森県中泊町長泥地内
橋梁種類: プレストレスト・コンクリート橋
橋梁形式: PC6径間ラーメン箱桁橋
道路規格: 第3種第3級
設計速度: 50 km/h
橋長: 600.000 m
支間割: 79.100 m + 4×110.000 m + 79.100 m
車線数: 2車線
全幅員: 10.95 m (2.2 m-1.5 m-6.0 m-1.25 m)
縦断勾配: 0.3 % - 0.4 %
横断勾配: 2.0 %
平面線形: 直線
基礎: 鋼管矢板基礎
架設工法: 張り出し架設工法

沿革

2001年度（平成13年度）: 事業着手
2002年（平成14年）: 交流ふれあいトンネル・橋梁事業に選定
2010年（平成22年）: 本体架橋工事本格化
2019年（令和元年）10月29日: 橋梁名称が津軽令和大橋に決定
2020年（令和2年）10月20日: 津軽令和大橋を含む北津軽郡中泊町大字中里 - つがる市車力町のバイパス区間（延長5,500 m）が開通

その他

当初、2009年度中の完成が見込まれていましたが、道路予算の削減などの影響で工事が遅延しました。

関連項目

青森県道12号鰺ケ沢蟹田線
青森県道43号五所川原車力線
国道339号

外部リンク

* 青森県庁県土整備部 第二津軽大橋

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