浜中海水浴場駅

浜中海水浴場駅（廃駅）

浜中海水浴場駅は、かつて北海道留萌市浜中町に位置していた、北海道旅客鉄道（JR北海道）留萌本線の臨時駅でした。この駅は、海水浴シーズンである7月下旬から8月上旬にかけての期間限定で営業されていました。

歴史

浜中海水浴場駅は、1989年（平成元年）に夏季の海水浴客輸送を目的として、瀬越駅と礼受駅の間に新設されました。以下に、開業期間の詳細を示します。

1989年（平成元年）7月23日 - 8月13日
1990年（平成2年）7月22日 - 8月12日
1991年（平成3年）7月26日 - 8月10日
1992年（平成4年）7月26日 - 8月9日
1993年（平成5年）7月25日 - 8月8日
1994年（平成6年）7月29日 - 8月8日
1995年（平成7年）7月28日 - 8月7日

1995年（平成7年）8月8日をもって廃止となり、翌シーズン以降は開設されることはありませんでした。

駅構造

浜中海水浴場駅は地上駅でしたが、プラットホームやその他の駅設備は一切ありませんでした。列車は設備の無い場所に停車し、JR北海道の職員が待機しており、停車するたびに車両の出入口扉にタラップを取り付けて、乗降客の取り扱いを行っていました。

1995年シーズン時の列車運行状況

1995年のシーズンには、旭川駅と浜中海水浴場駅の間で、海水浴客輸送を目的とした快速列車「かもめ号」が1往復運行されていました。下り列車は午前中に運行され、この快速列車のみが停車しました。上り列車は午後に運行され、快速列車のほか、午後の普通列車2本が停車していました。

その他

1993年（平成5年）7月26日には、トラベルライターの横見浩彦氏がこの駅に乗下車しています。

隣の駅

北海道旅客鉄道（JR北海道）

留萌本線

瀬越駅 - 浜中海水浴場駅 - 礼受駅

脚注

参考文献：

『乗った降りたJR四六〇〇駅』（新人物往来社）

関連項目

* 日本の鉄道駅一覧

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