浜小倉駅

浜小倉駅

浜小倉駅（はまこくらえき）は、福岡県北九州市小倉北区西港町に位置する、日本貨物鉄道（JR貨物）鹿児島本線の貨物駅です。

概要

現在は、車扱貨物の臨時取扱駅として機能しており、定期的な貨物列車の発着はありません。しかし、貨物列車が待避する際などに、数本の列車がこの駅に停車することがあります。

歴史

1969年（昭和44年）10月1日：国鉄鹿児島本線の駅として開業しました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR貨物の駅となりました。
2002年（平成14年）3月23日：貨物列車の設定が廃止されました。

駅構造

浜小倉駅は地上駅です。2002年の貨物列車廃止前には、3面6線のコンテナホーム、仕分線、着発線などが設置されていました。着発線と荷役線は、九州工大前駅方面へ伸びる引き上げ線を介して接続されていました。

2007年頃から、ホームやレールなどの施設の撤去が始まり、2008年4月には、その跡地に小倉コロナワールドがオープンしました。しかし、土地の所有者は現在もJR貨物のままであり、2017年1月時点の時刻表にも浜小倉駅の名前が掲載されています。駅舎は窓などが板で封鎖されていますが、駅としての登録は残っているため、放置されているわけではありません。当時の注意書きや立て看板など、駅の遺構は比較的良好な状態で現存しています。

また、かつて駅構内にあったJR貨物北九州営業支店は、北九州貨物ターミナル駅に移転しています。

隣の駅

九州旅客鉄道（JR九州）

鹿児島本線

西小倉駅 - 浜小倉駅 - 九州工大前駅

その他

駅の跡地は、現在は商業施設として利用されています。
駅としての機能は停止していますが、鉄道の歴史を伝える貴重な場所として、その遺構が残されています。

関連項目

日本の鉄道駅一覧

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