浪口修

浪口 修のプロレスキャリア

浪口修（なみぐち おさむ）は1980年8月30日生まれの日本のプロレスラー。彼は日本のプロレスシーンにおいて多彩なキャリアを築き上げ、観客を魅了する存在となっています。特に彼の独自のリングスタイルと技術は、多くのファンに支持されています。

来歴

浪口は2001年にプロレスリングZERO-ONEに入門し、そこで2年間の下積み時代を過ごしました。彼は2003年11月7日、金村キンタローとの試合でプロレスの世界にデビューし、瞬く間にその名を知らしめることとなります。デビュー後、師匠となるスペル・クレイジーの指導のもと、ルチャリブレ特有のムーブを習得しました。

彼の初めてのピンフォールは2004年12月に不動力也から奪ったもので、これが彼のキャリアにおいて重要なマイルストーンとなりました。その後、2005年8月24日にWWA世界ジュニア・ライトヘビー級選手権でフェロッソを破り、チャンピオンの座に輝いたものの、わずか数日後、中嶋勝彦のジャーマンスープレックスに敗れ、王座から陥落します。この試合は浪口にとって困難な状況を生むものであり、その後も連敗が続くなど、スランプの時期が訪れました。

スランプを脱出するため、浪口は2007年頃からボディイメージや戦術を見直し、日高郁人とのタッグを組む機会を増やしました。2007年5月6日に行われたディファカップでは3位に入賞するも、その盾をヘラクレスオオ千賀に奪われ、8月23日には髪をかけた試合で敗北し、坊主となりました。

浪口は2009年10月24日に後楽園ホールで金村キンタローとのハードコアマッチを最後に引退を決意します。しかし、その後の2009年12月27日、地下プロレス団体「EXIT」にてリングに復帰。2010年8月10日にはプロレスラーとして正式復帰し、以降はフリーとして新日本プロレスやプロレスリング・ノアへの参戦を希望しました。

浪口は2013年にはガンバレ☆プロレスで大家健代表との抗争を展開し、ヒール役として新たな一面を見せました。その後もばってん多摩川との組み合わせで、プロレスファンに強烈な印象を残し続けました。2020年現在、彼はプロレスリングHEAT-UPを中心に、首都圏のインディー団体でも積極的にデビューし続けています。

得意技と入場曲

浪口の得意技には、ダイビングヘッドバットやデラックスボンバー、浪口落とし、さらには雪崩式高角度前方回転エビ固めが含まれます。リング内でのパフォーマンスは卓越しており、観客を惹きつけることでしょう。また、彼の入場曲は初代が「どっこい野郎」、2代目がTHE ALFEE|THE_ALFEEの「星空のディスタンス」であるなど、彼の個性を強く反映した選曲となっています。

タイトル歴

浪口はそのキャリアの中で、数多くのタイトルを手にしています。プロレスリングZERO-ONEでのNWAインターコンチネンタルタッグ王座や、WWA世界ジュニアライトヘビー級王座、さらには報道被害防止のためのWDBタッグ王座、九州無差別級王座など、彼の実績は多岐にわたります。

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浪口修は、リング内外での活躍を通じて、将来の新たな可能性を示すプロレスラーとして、これからも目が離せない存在となっています。

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