湯島町

湯島町（ゆのしまちょう）

湯島町は、鹿児島県薩摩川内市に位置する町です。旧川内市の時代から続くこの町は、川内川の下流域に広がり、豊かな自然に恵まれています。

地理

薩摩川内市の本土側西部に位置し、川内川が町の南端を東西に流れています。川内川に沿って鹿児島県道44号京泊大小路線が走り、交通の便も確保されています。また、町の中央部を南北に流れる原田川は、水引町から流れ込み川内川に合流します。この二つの川の流域には水田が広がり、その周辺に集落が形成されています。

町の西端には、丸武産業が運営する「川内戦国村」があり、地域に賑わいを添えています。

河川

川内川（一級河川）

町名の由来

町名は、旧水引村大字草道の字名である「湯浦」の「湯」と、「平島」の「島」を組み合わせて名付けられました。

歴史

湯島町の歴史は、1951年（昭和26年）に川内市に編入された水引村の一部から始まります。同年、旧水引村大字草道の区域から、字大潟、橋本など36の字を統合し、新たな町「湯島町」が設置されました。2004年（平成16年）には、川内市を含む周辺8町村が合併し、薩摩川内市が誕生しましたが、湯島町の名称はそのまま引き継がれ、現在に至ります。

字域の変遷

町の区域は、旧川内市時代の字をそのまま継承しています。

人口

1995年以降の人口推移を見ると、小地域集計が開始されて以降、人口の変動が見られますが、小規模な地域のため、国勢調査ごとに変動があります。

施設

公共施設

平島集会所

寺社

南方神社
湯宝寺

その他

川内戦国村

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合の学区は、市の定める規定に基づきます。

交通

道路

主要地方道
鹿児島県道44号京泊大小路線

鉄道

町内には鉄道は通っていません。最寄りの駅は、水引町にある肥薩おれんじ鉄道草道駅です。

脚注

参考文献

角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店、1983年。ISBN 978-4040014609。

関連項目

* 日本の合成地名一覧

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