滋賀県道26号大津守山近江八幡線

滋賀県道26号大津守山近江八幡線

滋賀県道26号大津守山近江八幡線は、滋賀県の大津市から近江八幡市まで続く主要な地方道です。通称は浜街道とも呼ばれ、この道は地域間の交通を支える重要な役割を果たしています。特に近江八幡側の湖岸白鳥川交点から長命寺交点の区間は、さざなみ街道の一部として知られています。

路線データ

この道路の総延長は28.9kmで、起点は大津市の大江、終点は近江八幡市の友定町に設定されています。

歴史

この道路に関する歴史は、1958年7月26日に遡ります。当時、滋賀県道139号近江八幡中主瀬田線として認定されました。その後、1966年には建設省から主要地方道に指定され、滋賀県道190号彦根柳川近江八幡線と統合され、滋賀県道336号彦根近江八幡瀬田線に改編されました。この際、従来の2路線は廃止されました。

1972年の瀬田町の大津市への編入に伴い、名称が滋賀県道336号彦根近江八幡大津線に改称されました。1983年には再分割され、滋賀県道354号大津守山近江八幡線と改名されると同時に、滋賀県道320号近江八幡員弁線は廃止されました。1990年には再び番号が変更され、現在の滋賀県道26号として知られるようになりました。

路線状況と重複区間

この道路にはいくつかの重複区間が存在します。例えば、国道477号や滋賀県道25号彦根近江八幡線との交差部分があります。特に近江八幡市内ではこれらの道路との重複が多く、交通の要所となっています。

通過する自治体

この道路は以下の自治体を通過します：

• - 大津市
• - 草津市
• - 守山市
• - 野洲市
• - 近江八幡市

それぞれの地域で重要な交通路となっており、地域社会や経済に貢献しています。

交差する道路

大津市においては、国道1号との交差があり、草津市内では滋賀県道18号や滋賀県道42号との交差があります。また、守山市や近江八幡市でも多くの県道や国道との交差が見られ、それにより交通の便が確保されています。

沿線の施設

滋賀県道26号沿線には、いくつかの教育機関や医療施設、観光名所があります。大津市では、瀬田小学校や瀬田幼稚園、東レの工場等があり、草津市には矢橋中央病院や草津市立常盤小学校などがあります。守山市にはグンゼの工場や小津神社が存在し、近江八幡市には近江八幡運動公園や水郷めぐり観光船のりばなどの観光施設があります。

この道路は地域活性化にも寄与しており、地元の人々にとってだけでなく、観光客にとっても利用しやすい道として広く利用されています。

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